東京都が一般社団法人新宿副都心エリア環境改善委員会、新宿区、通信事業者らと設立した「西新宿スマートシティ協議会」は、西新宿スマートシティプロジェクトを推進中。
このたび、XRで移動体験をアップデートする株式会社ビーブリッジが、同プロジェクトに参加することを発表した。そこで、同プロジェクトの取り組みとビーブリッジが見据える課題などを紹介していこう。
QOL向上を図るプロジェクト!西新宿スマートシティプロジェクトは、西新宿に関わる団体が連携し、エリアの課題を把握するとともに、デジタル技術などを活用した課題の解決を進めることで、このまちに関わる人々のQOL(生活の質)の向上を図ることを目的としている。
そのために「移動環境の整備」「新たなワークスタイルの確立」「地域の魅力創出」などをテーマとした多くの実証事業を実施予定(一部実施)。
例えば、株式会社Luupと連携した「電動キックボード公道実証」や株式会社NearMeとの「西新宿どこでもドアシャトル」、株式会社スペースマーケットとの「スペースマーケットWORK活用による西新宿の活性化」など。その実証のひとつにビーブリッジの「ARガイド・ARナビゲーションを活用した『効率的な移動と QOL向上』の実現」が組み込まれている。
「coconey」で挑む課題とは?ビーブリッジは、ARナビ×スポット情報シェアの「coconey(ココニー)」を提供中。ARによる直感的な道案内とスポットの情報をシェアすることで、ユーザーの移動体験に新たな価値を見出していこうというサービスだ。
スポット情報のシェアとは、自分が行きたいスポットやお気に入りのスポットをテーマごとにリスト化し、そのスポットリストを友だちや家族とシェアすることができるということ。一緒に出かける予定の相手に事前にリストをシェアすることで、スムーズな行き先の決定が期待できるようだ。
ビーブリッジは同プロジェクトに参加するにあたり、「coconey」を通じて西新宿の抱える課題の解決に貢献していく。例えば、ARによる直感的なナビゲーションで「迷子時間」を減少させたり、3密を避けるための効率的な移動と必要情報の提供をしたり、まちとユーザーのコミュニケーション環境の拡充を図ったりというビジョンがあるようだ。
「coconey」を活用し、迷いやすい西新宿の隠れた魅力や財産の発掘・活用・可視化することで、AR×移動の体験をアップデートし「効率的な移動とQOL向上」の実現を目指すとのこと。
PR TIMES(1)(2)