スマートウォッチが登場する前、アナログ、デジタルどちらの腕時計にも女性の手首にしっくりと収まる小型のものが多数あった。しかし、現在主流となっているスマートウォッチは概して大きなものが多い。
それは一言でいうとスマートさを搭載しているからだが、そこに挑戦したタイプがGarminから発表された。女性の手首で目立ちすぎない、それでいてスマートさも持ち合わせている「Lily」だ。
小ぶり、バンドも細く確かにスマートウォッチは存在感のある大きさだ。たとえばApple Watchでは小さいものでも40ミリある。その点、Lilyのケースの直径は34ミリとなっている。わずか6ミリだが、その差は手首においては大きなものだろう。
またLilyのバンドは14ミリと細く、存在を気にせずに日々身につけられそうだ。
女性が女性のためにデザインしたというLilyは、2つのモデルが用意された。1つはよりファッション要素が強いLily Classic。もう1つはフィットネスやエクササイズなどにフォーカスしたLily Sportだ。
日本では2月11日発売いずれのモデルも他のスマートウォッチに搭載されている機能を一通り備えている。心拍やストレス、エネルギーレベル、血中酸素濃度などを測定でき、歩数や燃焼カロリー、ヨガやピラティスなどのエクササイズなども記録する。
そのほか、女性向けだけあって月経周期などのトラッキング機能があり、スマホに届いたノーティフィケーションの表示などスマホとの連携性も確保されている。バッテリーは最長5日間もつとのこと。
各モデルとも色やストラップが異なるものを3つずつ揃え、計6タイプから選べる。日本では2月4日に予約受付を開始し、発売は2月11日。
価格はレザーバンドを採用しているClassicが2万7800円(税別)、シリコン製バンドのSportは2万2800円(税別)。日本語のサイトはこちら。
Garmin