音声配信プラットフォーム「Radiotalk」を運営するRadiotalk株式会社と株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、「Radiotalk」にてリスナーと広告主が音声のみのやり取りで双方向にコミュニケーションできる広告システム「インタラクティブ(双方向)音声広告」の配信を開始する。
第1弾は「SUUMO」同システムは、AI技術を活用した音声解析技術で音声回答から広告への興味有無を識別し、それに応じた広告を配信できるというもの。興味のあるリスナーに対して深いコミュニケーションを展開することで、マーケティング効果を増大させることができるという。2020年3月に実施した実証実験を経て、今回の配信開始に至った。
第1弾は、株式会社リクルート住まいカンパニーの不動産・住宅情報サイト「SUUMO」の音声広告。2021年2月1日より、「Radiotalk」の番組のうち10番組で配信される。
俳優・伊武雅刀さんの声による音声広告で、「住まい探し関心度に合わせたパターン」と「SUUMOの認知有無に合わせたパターン」の2種類の広告を展開予定だ。
例えば「新しいお部屋を探すのに興味ありませんか? 」という質問に対し、「はい」と答えたリスナーに興味にあわせた20秒の音声を流したあとSUUMOサイトへ遷移するという流れになる。「いいえ」と答えたリスナーには5秒の簡潔な音声が流れるのみだ。
「Radiotalk」とは?日本で初めて「インタラクティブ(双方向)音声広告」を導入する「Radiotalk」は、スマートフォン1台で誰でも簡単に音声配信を行えるプラットフォーム。速度や声の高さなどをカスタマイズした収録音声の配信やライブ配信に対応している。
また、配信者とリスナーの交流をサポーする体制も整っており、多くのコミュニティが生まれているようだ。なお、月間アクティブユニークユーザー数は昨対比400%(2020年8月時点)となったという。
「Radiotalk」を運営するRadiotalkは、エキサイト株式会社の関連会社であるXTechが設立した企業。過去にTechable(テッカブル)では、エキサイトのプロデューサーである井上佳央里氏にインタビューを実施しているので、興味のある方はぜひ読んでみてほしい。
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