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史上初となる「オンラインさっぽろ雪まつり2021」、2月4日から正式スタート

Techable 2021年2月5日 14時0分

さっぽろ雪まつり史上初めてのオンライン開催となる「オンラインさっぽろ雪まつり2021~みんなでつくる雪まつり~」が正式スタートした。会期は2021年2月4日~2月28日まで。

1月に先行して公開された「北海道・札幌の雪」をテーマにした写真の投稿コンテスト「さっぽろ雪フォトまつり」や、雪像の制作状況および制作ポイントなどを発信する「雪像づくりリポート」といったコンテンツに加え、さまざまなコンテンツが公開されている。

今年の雪まつりの目的は、オンライン開催よって国内外にさっぽろ雪まつりの魅力を発信し、将来の誘客につなげることと、感染症拡大リスクを抑えながら市民参加型のイベントを創出し、この冬ならではの楽しみを提供することのようだ。

過去の氷像も見られる!

2月4日から加わったコンテンツのひとつが、メイン会場である大通会場の過去の様子を体感できる360°映像や、これまでの大雪氷像の一覧やプロジェクションマッピング動画など。過去の氷像を見てみると、世界各国の有名な広場や昔話の主人公、宇宙や恐竜をモチーフにしたユニークなものまで高さ10mを超える迫力満点の作品があった。

また、70年を超える雪まつりの歴史をさまざまなテーマに沿って約50本の短編動画にまとめ、毎日1~2本ずつ公開していくという。ちなみに、第1回の雪まつりは、当時雪捨て場だった大通公園に学生たちがミロのビーナスやヒグマなど6つの雪像を造ったことがはじまりだったようだ。

バーチャル雪まつりも開催中!

同イベントでは多くの企業・団体とのコラボ・連携企画も展開される。

例えば、2月6日12:00~18:00にニコニコ生放送にて札幌観光バス株式会社および株式会社ドワンゴ協力のもと、札幌市内を巡るオンラインバスツアーの配信を実施。雪像紹介のほか札幌市内の観光名所をバスガイドとともに巡る体験ができる。

また、バーチャルSNS「Cluster」上に大通公園と雪像を配置した「VR雪まつり会場」を制作し、自由にVR雪像を鑑賞したりVR雪像づくりに応募したりできるバーチャル雪まつり「V雪」も開催中。「V雪」ではV-tuberなどのゲストを招いたイベントも実施される予定だ。

このほか、札幌の暮らしの中から生まれた地域ブランド「札幌スタイル」と連携し、オンラインさっぽろ雪まつり期間限定の商品の販売や工房見学、ワークショップなどがオンラインで楽しめる「ONLINE さっぽろ雪まつり2021 CRAFT FES」の紹介・支援を行うなど、同時期に行われる冬の行事や取り組み、北海道・札幌に関するECサイトなどを紹介していく。

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