米国テキサス州での寒波による大停電は、電気をなくすとたちまち生活が立ちいかなくなり、生命の危機に直結することを改めて示した。
自然災害などでいつ何時そうした状況に陥るかわからない。そうした事態を想定し、個人での備えに役立つのが今回紹介する大容量のポータブル電源「S600W」だ。
電化製品にも使えるクラウドファンディングサイトMakuakeにこのほど登場したS600Wは、容量が20万mAhもある。出力ポートはというとAC 2つ、USB-Aが3つ、USB-C 1つ、DC 2つ、シガーソケット1つ。
スマホやノートパソコン、デジカメなどのガジェット類はもちろん、定格出力が600Wあり電気毛布や炊飯器など災害時に使うような電化製品のほとんどに対応する。
ソーラーパネルで充電もそしてS600Wはバッテリーが交換式になっている点が他のメーカーのものと大きく異なる。スペアを用意しておくことで、安定して電源を確保できる。
もちろん無限ではなく、使えば電気はいつかなくなるわけだが、S600Wはオプションで用意されているソーラーパネルで充電することができる。パネルは120W出力でフル充電の所要時間は9時間となっている。
また、車のシガーソケットでも充電可能で、こちらは8時間でフル充電できる。いずれも災害などで電源が確保できない状況で威力を発揮しそうだ。
コンセントが使える状況であれば、もちろんそちらの方が充電時間は短く、200W出力のアダプターでは3.5時間で充電が完了する。バッテリーを搭載した本体を急いで充電したい場合はアダプターとUSB-Cを同時に使うことで所要時間を2.5時間に短縮できる。
ポータブル電源は災害時に重宝するが、もちろんキャンプなどのアウトドアアクティビティや屋外イベントなどでも活躍する。
一家に一つあると安心のS600WのMakuakeでの価格は6万4656円(税込)〜となっていて、交換電池とソーラーパネルが付いてくるパックは13万5252円(税込)となっている。申し込みは4月20日まで受け付け、6月末までの配達が予定されている。
S600W/Makuake