バイクでのフードデリバリー、自転車での通勤など、二輪車のハンドルにスマホを設置しているという人は少なくない。目の前にあるとスマホをナビとして使ったり、メッセージなどを確認したりしやすい。
ただ、要注意なのは、スマホは振動に弱く、また衝撃で落ちたりする可能性があること。そうした問題を解消するマウントが米国のスタートアップが開発した「Andobil」だ。
耐衝撃のクッション付きAndobilはバイク、自転車のほぼあらゆるハンドルバーに取り付けられるマウント。クリップでハンドルバーをはさみ、手でネジを回して固定するという手軽さで、工具などは不要だ。
そしてスマホを装着するときはスマホの下部でAndobilのアーム部分を押し広げて収めるだけ。片手で着脱ができるが、衝撃などでスマホが落ちることはないという。
また、マウントの背面は耐衝撃のABSプラスティック製、上部の左右コーナー内側にはシリコンクッションが付いていて振動からスマホを守る。
角度や向きの調整可便利なのは、Andobilは回転するようになっていて、設置したスマホを縦置きにも横置きにもでき、さらには角度調整もできること。信号待ちなどの間に片手でさっと向きや角度を変えられる。
また、スマホのポートがくる部分はカットされているので、たとえば走行中にスマホとモバイルバッテリーをケーブルでつないで充電することも可能だ。
Andobilは4.7〜6.8インチのスマホに対応し、ケースを付けていても厚さ15ミリまでならそのまま使える。
スマホは精密機器だ。振動に頻繁にさらすと故障の原因になる。そうした事態を避けたいライダーは検討する価値がありそうだ。今ならクラウドファンディングサイトKickstarterで25ドル(約2660円)〜の出資で入手できる。出資期限は3月26日で、4月の発送が予定されている。
Andobil/Kickstarter