中国のフォトアクセサリーメーカー「BENRO」は、スマート三脚ヘッド「Polaris」を開発。現在、海外クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にてプロジェクトが実施されている。
スマートフォンによる遠隔操作に対応「Polaris」は、スマートフォンとのワイヤレス接続に対応した三脚ヘッド。シャッター操作や各種設定などを遠隔で行えるため、撮影の幅が広がりそうだ。対応しているカメラのリストはWebページで確認できる。
ユニークな機能のひとつとして「Holy Grail」が挙げられる。これは、昼から夜、あるいは夜から昼にかけての景色の移り変わりを美しく撮影できるというもの。通常、このような撮影を行う場合はカメラの横に待機して露出などを調整する必要があるが、そういった設定は「Polaris」が自動で行ってくれるようだ。
また、人が多い場所を撮影する際に役立つ「人物切り抜き機能」も搭載。同じ場所を連続で撮影すると複数の写真が自動で合成され、人物を除いた景色だけの写真ができあがる。
プロジェクト期間はあとわずか!Kickstarterにおけるプロジェクトは3月15日の22時58分(日本時間)に終了予定。2億円を超える出資が集まっており、人気の高さがうかがえる。
商品のグレードに応じて価格が異なる形で、最も安い「Timelapse Edition」の場合は4,659香港ドル(約6万4,000円)以上の出資で入手可能。そのほか、上位版として「Astro Edition」なども用意されている。
なお、発送は2021年7月に行われる見込み。日本への発送には310香港ドル(約4,300円)が必要となる。
Kickstartar / Polaris
PR TIMES
(文・早川あさひ)