カラオケJOYSOUNDを展開する株式会社エクシングと三井物産グループのMoon Creative Lab Inc.は、カラオケルームでアバターと会話したり歌を聞いてもらったりできる新サービス「アバティータイム」を開発。2021年3月8日にJOYSOUND金山店にて実証実験を開始し、3月22日にはOYSOUND品川港南口店でも検証をはじめるようだ。
遠隔地から操作するアバター「アバティータイム」は、カラオケルームという空間でアバターを介して人と人がつながり、孤独や悩みの解消など心身のリフレッシュに貢献するサービスとして誕生した。
カラオケルームのモニターに登場するアバターは、遠隔地にいる人が操作するもので、自由な会話ができたり歌を聞いてくれたり、ときには悩みを聞いてアドバイスをくれたりもする。
同実験は両店舗とも3月31日までの日曜日を除く14:00~18:30で実施。期間中に受付で「アバティータイム利用」と伝えると室料無料(1ドリンクオーダー制)で30分間サービスを利用できるようだ。
雇用の受け皿となるか?同サービスは、新たな雇用を創出するための挑戦でもあるという。アバターの操作は、PCと専用のソフトのみでどこからでも可能なため、コミュニケーションスキルに長けた人々の雇用の受け皿となることが期待されているようだ。
人が操作するアバターを介したやり取りには、ユーザーもアバター操作をする人も気軽に本音を話せるというメリットがあるだろう。また、AIとは違った温かみもあるかもしれない。
ちなみに、アバターモデルの製作には株式会社シス(IVR)が提供するVチューバー支援サービス「Vカツ」を活用しているとのこと。
PR TIMES