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伊勢丹新宿店での買い物や周辺の街歩きができるVRアプリ「REV WORLDS」

Techable 2021年3月18日 10時0分

株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、上質かつ新しい顧客体験の提供を目指し、VRを活用したスマートフォン向けアプリ「REV WORLDS (レヴ ワールズ)」の提供を2021年3月10日より開始した。

社内起業制度に端を発する同アプリを通じ、リアルとバーチャルをかけ合わせた次世代の顧客体験を提供するとともに、既存の伊勢丹新宿および新宿の街という枠にとらわれない他社コンテンツ誘致などによるVRプラットフォームの拡大にも挑戦していくとのことだ。

2つのバーチャル催事を体験

「REV WORLDS」には、VR上に再現された伊勢丹新宿店と、伊勢丹新宿本店~新宿アルタ周辺の街が広がる。再現された街や店舗は、リアルさを保ちつつバーチャルならではの遊び心も取り入れた設計だ。ユーザーはアバターを操作し、街歩きや同店舗での買い物を楽しめるほか、チャット機能でほかのユーザーとコミュニケーションを取ることもできるという。

3月10日のリリース時のバーチャル店舗は、地下1階が食品、1階が化粧品売り場となっている。試しに入店してみると、館内には優雅な音楽と案内放送が流れていた。

案内に誘われ1階のバーチャルコスメ催事 「ISETAN MAKE UP PARTY」へ行くと百貨店の化粧品売り場の雰囲気そのままの会場が。「イブ・サンローラン」「クリニーク(CLINIQUE)」「SHISEIDO」など36ブランドのブースが並び、商品の近くを通ると値札が空中にポップアップされる。値札をタップすると拡大表示し、Webマークを押すと三越伊勢丹オンラインサイトなどへ移動して商品を購入できる仕組みだ。

また、エレベーターで地下1階へ降りるとバーチャルワイン催事 「世界を旅するワイン展」が開催されていた。ここでもコスメ同様、ポップアップされる値札をタップしてオンライン購入することができる。なお、バーチャルでのコスメ催事は3月30日まで、ワイン催事は3月26日までとのこと。

アップデート第1弾は3月下旬!

同アプリは3月下旬にアップデートを予定している。そのアップデートでは、1階にバーチャル婦人服「リ・スタイル」ショップを、地下1階にバーチャルデパ地下「洋菓子」コーナー を追加予定。

また、NPC販売員(無人操作のキャラクター)が登場し、商品やイベント情報を聞くことができるという。このNPC販売員は、リアル店舗の販売員を3Dスキャンして作成されているようだ。さらに、「リ・スタイル」では、アバター販売員の接客を受けられるチャット機能も実装するとのこと。

はじめのアップデート以降も、アバターを使用したコミュニケーションや購入体験を活性化するさまざまな機能を開発・実装していきたいとしている。ちなみに、アプリ起動時の画面から推測するに、誰かを誘って行けるワールドや自分の空間を作れるワールドが追加されそうだ。

アプリダウンロード(iOS、Android)はこちらから。

PR TIMES

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