1台で3役をこなせる多機能ガジェット「SmartPad」が、海外クラウドファンディングサイト「Kickstarter」に登場。目標額の1万ドルに対し、記事執筆時点で10万ドル以上の出資を集めている。
幅広いシーンで使えそう!「SmartPad」は、14.1インチのタッチディスプレイを搭載。解像度はFHD(1920×1080)だが、4K対応モデル(3840×2160)も用意されている。サイズは32×20×0.5cmで、重量は約800gだ。
特筆すべきは機能の多さだろう。YouTubeやNetflixの動画を楽しめるスマートTV、多彩なアプリをインストールできるAndroidタブレット、パソコンなどの画面を拡張可能なポータブルモニターとして活躍する。
背面に可動式のスタンド、前面にデュアルスピーカーを搭載しており、動画や音楽に没頭できそうだ。また、200万画素のインカメラを備えているため、オンライン会議にも使える。バッテリー容量は1万mAhで、最大6時間の使用を可能とした。
動作性能や使用感が気になるところ発想がユニークな「SmartPad」だが、その動作性能は正直なところ未知数と言わざるを得ない。CPUは1.5GHzクアッドコアとなっており、カタログスペックから判断すると軽快な動作は期待しづらい。メモリは2GBもしくは4GBで、モデルによって異なる。
Kickstarterにおけるプロジェクトは5月4日(日本時間)に終了予定。数量限定の割引「Super Early Bird」を適用した場合、275ドル(約3万円)以上の出資でFHDモデル(メモリ2GB、ストレージ32GB)が手に入る。
商品の発送は2021年7月に行われる見込みで、日本への発送には別途送料が必要となる。
Kickstarter / SmartPad
(文・早川あさひ)