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「Google Earth」に新機能追加、37年分の地球の変化をチェック可能に

Techable 2021年4月19日 9時0分

3Dのデジタル地球儀を閲覧できる「Google Earth」に、新機能「Google Earth タイムラプス」が追加されました。これにより、37年分の地球の変化をチェックすることが可能となっています。

地球の変化をアニメーションで楽しむ

「Google Earth タイムラプス」では、過去37年間に撮影された膨大な衛星写真データがまとめられています。

URLにアクセスして画面右側の検索バーから好きな場所を探したら、さかのぼってみたい時間を上部の年代バーで設定しましょう。再生・停止ボタンも設置されており、変化の様子をアニメーションで楽しめる仕組みです。

そして現在は、800以上のタイムラプス動画も公開中。動画では、サウジアラビア・ジャウフ州の砂漠で農業が行われていく様子や、日本の羽田空港周辺の変化などを確認できます。

2400万枚の衛星画像を分析

今回のタイムラプス動画作成には、米国政府や欧州連合なども協力しました。

手順として、まずは1984年から2020年までに撮影された2400万枚の衛星画像を分析し、画像から雲などの要素を特定して削除。次に、各年の画像における地球上のすべての場所に対してピクセル単位の計算処理を行うことで、雲のないタイムラプス動画を作成したそうです。

Googleはパートナーと協力しながら、今後10年間で「Google Earth」に新たなタイムラプス画像を毎年追加していくとしています。

Google Japan Blog

(文・早川あさひ)

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