「歩くには少し遠い」「車より手軽な移動手段が欲しい」。そんなニーズに応える二輪がクラウドファンディングサイトMakuakeに登場しました。自転車としてもバイクとしても使える「KOGUNA」です。
充電式のバッテリーで動くので、ガソリンで走る原付などより維持管理コストを抑えられ、そして二酸化炭素を排出しない環境に優しい乗り物です。
3つの走行モードバイクとしてはシンプルで小型デザイン、しかし自転車というにはややごついという外観のKOGUNAは、太めのタイヤを備えたマウンテンバイクのようです。実際、ペダルもあり自転車として使えますが、アクセルスロットでの走行もできます。
性能はというと、ペダル走行、アシスト走行、バイク走行の3つのモードが用意され、「走行距離をのばしたい」「ペダルをさほどこがずに楽に走行したい」「速く遠くに移動したい」といった需要に応じて選べます。
第一原付扱い自転車にもバイクにもなるというのはどういうこと? と疑問に思う人もいるでしょうが、KOGUNAの法的区分は第一原付となります。つまり、公道で使用するにはナンバー登録と自賠責保険への加入、ヘルメットの着用、そしてもちろん運転免許が必須です。
使用開始にあたっては若干手間がありますが、それさえ済ませてしまえば車よりも手軽な乗り物として通勤・通学に活用できます。
KOGUNAは電動タイプで、走行モードにもよりますがフル充電で60キロ走行可能で、最高速度は時速45キロとのこと。ガソリン車のように給油やメンテナンスの手間がなく、そして1回のフル充電にかかる電気代は10円未満とかなり「高燃費」と言えそうです。
ハンドル近くにはディスプレイを備え、バッテリー残量や速度、総走行距離、トリップメーターなどが表示されます。
KOGUNAは現在Makuakeで購入可能で、価格は15万1000円(税込)〜となっています。購入申し込み期限は5月30日、そして9月末までに配達される見込み。
KOGUNA/Makuake