アバターロボット「ugo(ユーゴー)」シリーズを開発するMira Robotics株式会社は、2021年5月より社名を「ugo株式会社」へと変更します。これにより、プロダクトと企業をブランディング統一し、「人とロボの融合でサステナブルなワークスタイルを実現する」というミッションのもと経営体制の強化を図っていくようです。
遠隔操作でも、自動モードでも同社は、遠隔操作ロボットとAIの学習機能による完全自動ロボット双方の利点を併せ持つ次世代型アバターロボット「ugo」を開発・提供中。
「ugo」シリーズには、シンプルなデザインのエントリーモデル「ugo Stand」や、アームとクローラーで軽作業や移動ができる標準モデル「ugo R」、約2mの高さ調整ができるアームで広範囲な作業エリアをカバーする高機能モデル「ugo Pro」があります。
また、「ugo」はセキュリティ特化型の「ugo TS」シリーズ「ugo TS-S」「ugo TS-R」「ugo TS-P」も展開中。「ugo TS」シリーズと高性能監視カメラやデジタルサイネージなどを連携させ、コストパフォーマンスに優れた警備ソリューション「T-Spider」を提供しています。なお、2020年8月に「京急アクセラレータープログラム」に参加し、遠隔操作による移動や巡回警備などのデモンストレーションを行いました。
「ugo」で実現するサステナブルな社会同社は、5月の社名変更に先がけ、三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合、大成株式会社、きぼう投資事業有限責任組合、およびKSP6号投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資により総額2.25億円の資金調達を実施しています。
そして、セキュリティ特化型「ugo」のロボット量産とサービス提供体制の強化に加え、警備以外の分野への事業拡張を見据えた本社移転を実施。CPS戦略アドバイザーに東京大学佐藤知正名誉教授、AI戦略アドバイザーに株式会社ABEJAの元CTO緒方貴紀氏、社外取締役に三菱UFJキャピタル株式会社 新谷圭次郎氏を招聘し経営体制の強化を図っています。
以前Techable(テッカブル)では、同社代表の松井健氏へのインタビューを公開しました。その中で松井氏は、「アバターロボット「ugo」によって、私達の生活インフラを支えるサービスの定型作業を省人化・省力化することで、サステナブルな社会やまちづくりを実現していきたい」と答えてくれています。このインタビュー記事も含め、同社に関するTechable記事はこちらからどうぞ。
PR TIMES
(文・Higuchi)