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Blue Originが7月20日に初の商業宇宙旅行を実施、1座席のチケットを競売に

Techable 2021年5月6日 12時0分

Amazon創業者、ジェフ・ベゾス氏の航空宇宙開発企業Blue Originが7月20日に初の商業宇宙旅行を実施すると発表しました。

定員6人のフライトの1座席を競売にかけて販売するとしています。すでにオンラインで入札受付が始まっていて、記念すべき初の宇宙旅行のチケット獲得者は6月12日に決定します。

地上100キロへ

フライトはBlue Originが開発した弾道飛行ロケット「New Shepard」を利用します。同ロケットではこれまでに宇宙飛行士を乗せての飛行を実施していますが、一般旅行者が搭乗するのは今回が初。

宇宙旅行といっても今回のフライトは地上から約100キロのあたりまで達しますが、地球周回はしません。ただし、遠くに地球を眺めたり、無重力を体験したりはできるようです。フライト時間は計10分ほどとなります。

誰でも入札できる

いよいよ宇宙旅行時代の幕開けですが、気になるのはお値段。残念ながら、Blue Originはまだ料金を明らかにしていません。

7月20日のフライトでは、1座席を競売にかけて販売します。競売はオンラインで行われ、関心のある人は誰でも入札できます。そしてもちろん、最高額を提示した人がチケットを手にすることになります。

競売は3段階に分けて実施されます。まず5月19日まで入札額非公開で行われ、同日以降、入札額が公開。そして最終的に6月12日にライブ入札を行い、最高額提示者を決定するという流れです。

Blue Originによると、この競売で支払われる「宇宙旅行代金」は全額、STEM教育基金に寄付されるということ。

初宇宙旅行の代金が一体いくらになるのか、そして誰が夢の宇宙旅行を勝ち取るのか、注目が集まります。ぜひ競売に参加したい、という人はこちらのサイトからどうぞ。

Blue Origin

(文・Mizoguchi)

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