ウエストユニティス株式会社は、LTE通信対応の産業向けスマートグラス「InfoLinker3(インフォリンカー3)」を2021年7月に発売します。また、同スマートグラスとの連携によって作業を支援するソフトウェア「LinkerWorks(リンカーワークス)」もあわせて展開します。
現場での長時間利用も苦にならないデザインInfoLinker3は、無線LAN環境を構築できない建築現場や屋外現場での利用を想定し、LTE通信機能を搭載しています。
また、特徴的なのはそのデザインと言えるでしょう。データ処理部分とバッテリー部分はヘッドマウントユニットから切り離され、ネックバンドユニットとして収納されています。これにより、ヘッドマウント部分の軽量化が実現。長時間利用しても疲れにくい仕組みです。
OSはAndroid 10.0で、CPUはQualcomm Snapdragon 845を採用。5000mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、連続5時間の稼働を可能としました。そのほか、ブレを抑えたカメラ撮影や、音声コマンドによる操作に対応しています。
ビデオ通話対応のソフトウェアも展開予定InfoLinker3と同時に展開されるソフトウェア「LinkerWorks」を使うと、管理者が操作するパソコンと、作業者が装着するInfoLinker3をネットワーク接続できるようになります。
LinkerWorksの機能としては、フルHD(1920×1080)画質のビデオ通話を活用した遠隔支援が可能になる「作業サポート機能」などが挙げられます。
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(文・早川あさひ)