IT技術の発展に伴い、スマートホームという言葉がだいぶ普及してきた今日この頃。私たちの暮らしを快適、便利にするサービスが続々と登場しています。今回は、次世代のスマートホームの実現を目指すHOMMA, Inc(以下、HOMMA)について紹介しましょう。
建築デザインとスマートホーム技術の融合多くの企業が開発を進めるスマートホーム。Techableでも、これまで、様々な事例を紹介してきました。
今回紹介するHOMMAは、米国カリフォルニア州シリコンバレーを拠点としている企業。住宅(ハードウエア)とスマートホーム技術(ソフトウエア)を垂直統合させ、次世代のスマートホームを一つのプロダクトとして完成させることを目指しています。
住宅(HOMMA HAUS)HOMMAが展開する住宅の統合ブランドであるHOMMA HAUSは、徒歩圏内で生活が成り立つ利便性の高さ、そして優れたデザイン性とビルトインされたスマートホーム体験で高いプレミアム性を実現。サイズをコンパクト化しているため、若い世代にも手が届きやすい価格帯であるほか、効率的な間取りや豊富な収納スペースでサイズ以上の快適性を提供しています。
スマートホーム技術(Cornerstone AI®︎)Cornerstone AI®︎は、統合型のスマートホームプラットフォーム。複数のIoT機器やセンサーをより統合的に制御し、住人の動きや部屋の状態にあわせて様々な機器を連携させることで、操作不要で最適な住環境を自動的に作り出せるよう開発を進めています。
これら、独自の建築デザインと自社開発のスマートホーム技術を融合させたユニークなアプローチで、次世代スマートホームの実現を目指しているのです。
更なるプロダクト開発と体制強化を目指すHOMMAは、2021年11月竣工予定のHOMMA HAUS Mount Taborを皮切りに、オレゴン州ポートランド地域において、都市型プレミアムコンパクト住宅であるHOMMA HAUSを複数展開し、業容を拡大していくとしています。
また、この度、同社は、シリーズAラウンドの資金調達にて、ファーストクローズを約800万ドル(約8.7億円※)で完了。このファーストクローズを受けて、株式による累計資金調達額は約2,600万ドル(約28億円※)となりました。これにより、更なるプロダクト開発と体制強化が期待されます。(※1USD=109.65円。2021年5月12日時点の為替相場にて換算)
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(文・和泉ゆかり)