シャープ株式会社は、モバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」の弟モデル「SR-S04BJ(LTE/3Gモデル)」を商品化。株式会社ベネフィットジャパンよりオリジナルモデルとして、2021年6月下旬以降に発売します。
多彩な機能が魅力まずはじめに、「ロボホン」について簡単に紹介しておきましょう。
ロボホンは、日常会話や歌、ダンスなどでユーザーの心を明るくしてくれる小型のロボット。何気ない言葉を発したり、家族への伝言を預かったり、しりとりや絵本の読みきかせなどで子どもの興味を引いたりと、まるで家族の一員のような存在になるといいます。
また、早口言葉を噛んでしまったり、歌の音程を外してしまったり、テレビの声に反応したかとおもうと的はずれな会話を初めたり……ちょっとした失敗も愛らしさのポイントでしょう。
さらに、アプリをダウンロードすることで、どんどんできることが増えていくのも特徴。歌やダンスを定期的に追加することができます。また、「ロボ会話2」をダウンロードすると、ロボホン同士の会話が可能となり、オーナー同士のコミュニケーションのきっかけにもなりそうです。その他、LINEアプリとのメッセージのやり取りや、伝えた体重や歩数に応じた応援や健康アドバイス、登録したハッシュタグに関するツイートの読み上げなど役立つ機能を使うことができます。
ちなみにシャープは、2020年7月にロボホンを活用した「AI教育パック」の提供を開始。ロボホンの動作や対話プログラム作成を通じ、プログラミングなどを学ぶ授業カリキュラムを販売しています。
兄弟で遊ぶそんなロボホンの弟モデルとして登場したのが「SR-S04BJ」。ロボホンの二足歩行やコンパクトなサイズ感、さまざまな機能はそのままに、やや声が高く、甘えん坊でおっとりした性格になっているとのことです。
ロボホンと接続すると、自動的に「兄弟」という設定に。「ロボ会話2」を事前にダウンロードしておくと、アプリを起動しなくても自発的に兄弟同士の特別な会話を始めるようです。また、一緒に歌やダンスをするなど、兄弟で遊ぶ様子も楽しめるといいます。
この弟モデルは、6月下旬以降の発売ですが、5月25日よりベネフィットジャパン社の一部店舗およびWebサイトにて予約受付を開始するようです。
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(文・Higuchi)