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ナビタイムジャパン、現在と未来の混雑情報がわかる「バス混雑予測」を提供開始

Techable 2021年5月24日 8時0分

株式会社ナビタイムジャパンは、2021年5月20日より、「NAVITIME」「乗換NAVITIME」「バスNAVITIME」およびKDDI株式会社と協業で提供中の「auナビウォーク」において、「バス混雑予測」の提供を開始しました。

走行中のバスも、週末のバスも

「バス混雑予測」は、同社がこれまで培ってきた混雑予測のノウハウや技術をもとに、バス事業者が提供するオープンデータを活用して開発した独自のバス混雑シミュレーション技術によって実現しています。

同機能では、ルート検索結果画面と時刻表画面にてバスごとの混雑度を6段階のアイコンで表示。現在走行しているバスはもちろん、未来の混雑情報も確認可能です。そのためユーザーは、今から乗ろうとしているバスや翌日の通勤・通学で乗りたいバス、週末に利用したいバスなどさまざまなバスの混雑情報を得られ、混雑を避けた安全・快適な移動ルートを選択することができます。

同機能は、まずは横浜市営バス全系統に対応し、順次路線を拡大していくとのことです。

混雑回避をサポートする機能

同社は、2016年4月に各電車の混雑度を提供する「電車混雑予測」をリニューアルし、電車ごとの混雑度の表示を可能にしました。また、翌年には「電車混雑回避ルート」「車両別混雑度表示」などの提供を開始しています。

2020年6月には、「NAVITIME」に「混雑エリアマップ」を追加。これは、5分ごとに最新情報に更新される混雑状況を9段階に色分けして地図上に表示するというものです。ユーザーは、地図を切り替えて混雑度を確認できる他、ルート検索結果からの地図画面や音声案内画面、スポット詳細情報画面からも確認できるといいます。

2021年2月には、「乗換NAVITIME」に「乗換回避駅指定検索」と「駅混雑予報」を追加。「乗換回避駅指定検索」は、乗換検索時に乗換に使わない駅・バス停を設定し、その駅での乗換をしないルートを検索できる機能です。これにより、迷いやすい・混雑しやすいといった乗換駅を避けた移動が可能となるでしょう。

「駅混雑予報」は、全国の駅に対応し、駅の詳細画面において1時間ごとの混雑情報を2つのグラフで表示する機能。駅の混雑情報を見て、そこを避けたいときは、駅詳細情報画面の「この駅を回避して再検索」ボタンからも、「乗換回避駅指定検索」が可能となるようです。

このように、さまざまなシーンの混雑情報を提供してきた同社。今後もより多くのシーンの混雑情報の提供や予測精度の向上などによって、人々の安心・安全な移動をサポートしてくれると期待したいところです。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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