株式会社RABOは、猫の健康管理をサポートする首輪型デバイス「Catlog(キャトログ)」を展開中。同デバイスを装着した猫の走る・歩く・食事・睡眠などの活動データを24時間計測し、専用アプリに記録することができます。そしてこのたび、「Catlog」によって取得・蓄積された12億件を超える猫のデータベースを活用した「Catlogフードケア」がアプリに追加されました。
「体重・年齢による適正カロリーがもっと簡単にわかると嬉しい」「肥満体型を解決したい」という飼い主にとってうれしい機能となりそうです。
パーソナライズされた食事をサポート健康の三大要素である「栄養」「運動」「休息」。これまで「Catlog」では、猫の運動量や休息時間、食事・飲水の回数を計測・蓄積し、「運動」「休息」についてはカバーしてきました。今回の「Catlogフードケア」は、残りのひとつである「栄養」についてサポートする機能です。
同機能は、Catlogによって取得したデータを専門家らと開発した独自のロジックで消費エネルギーに換算し、毎日の食事量と照らし合わせることで「消費と食事」のバランスを提案するというもの。アプリ内の「猫食事」タブから、普段のごはんの種類とパッケージに記載されている内容を登録すると、その猫の行動データをもとにパーソナライズされた食事アドバイスを受けられます。また、手持ちのフードを一覧で表示し、リストから簡単に補充購入をすることも可能です。
今後は体重データなども活用同社は、2020年10月に「Catlog」のプロダクト第2弾として、猫の体重・排尿を自動管理する「Catlog Board」のクラウドファンディングをMakuakeにて開始、わずか4分で目標金額を達成しました。
「Catlog Board」は、これまで使っていたトイレの下に置くだけで猫の体重と排泄の量・回数を自動で計測しアプリに記録できるというプロダクト。猫の成長記録や太りすぎ・痩せすぎなどの把握、多尿・頻尿などの排尿の異常の早期発見に役立ちそうな製品です。首輪型デバイスとの併用で、より細かな体調管理が可能となるでしょう。
そんな「Catlog Board」は、今夏リリース予定。それ以降「Catlogフードケア」では、行動データに加えて「Catlog Board」から得た体重などのデータも活用した食事サポートをしていくとのことです。また、ゆくゆくは、猫の生活環境やライフログに応じたフードなどのレコメンドや、ダイエットサポート、アプリ上でおすすめのフードが購入ができるサービスを提供していくといいます。
Techable(テッカブル)では、同社について、代表の伊豫愉芸子氏や開発者の大谷氏へのインタビューも含め、何度も紹介してきました。それらの記事に興味のある方はこちらから。
PR TIMES
(文・Higuchi)