私たちの生活の中で健康管理が何よりも大事なことは、新型コロナウィルスの影響もありすっかり常識となりました。そんななか、Bodygram Japan株式会社は同社開発のAI採寸テクノロジーを搭載したアプリ「Bodygram」の機能面及びUIを一新し、大幅なアプリアップデートを完了。
ヘルスケアマネジメントも可能にAIを活用する「Bodygram」は、体重や身長などの数値入力及びスマートフォンで正面と側面の全身写真を撮影することで、全身24ヶ所の推定採寸が可能な次世代の身体採寸テクノロジーアプリ。今回追加された新機能により、体組成データとして体脂肪率及び筋肉量を推定計測できるようになりました。
Bodygram Japanによると、「各部位のサイズといった身体の『外側』だけでなく『内側』についても推定計測を行うことが可能となり、より踏み込んだ日々のヘルスケアマネジメントを簡単に行なっていただくことが可能になりました。また、計測した体型データや体組成データを基に、自身が目指す体型に合わせてゴール設定を行う「ボディゴール」機能も追加となっております」。
従来、体組成をモニタリング及びトラッキングするためには、専用の体組成計を使用し、計測データを手動で記録もしくはその他ヘルスケアアプリと連携するなど、複数の機器やツールを経由する必要があり手間となっていました。「Bodygram」は今回の革新的な技術面でのアップデートにより、場所や所有する機器を選ばず、スマートフォンさえあれば誰でも簡単に『自らの身体を知る』ことを実現。
2枚の写真から体組成データを計測「Bodygram」技術の根幹を担うAIは、収集した学習用の人体データで構築した独自アルゴリズムによるもので、日本を拠点に技術開発と仕組みの検証が日々行われてるようです。採寸データ算出に際しては、画像からボディラインの推定検出を行い、さらにそのデータから各部位のサイズを推定分析。
Bodygramはこれら従来の仕組みに加え、体組成と相関関係にあることが判明している顔の構造分析を行うことで、2枚の写真から体組成データまで推定計測することにも成功。同社の担当者は「機能の実装に向けて『Bodygram』のAIは数千人分のデータ学習を重ねており、高い精度での体組成の推定計測を実現」と話しています。引き続き、同社のテクノロジーからは目が話せません。
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(文・Takeuchi)