高度な技術力と表現力でメディアアート・広告・エンターテインメントなど幅広い領域でカッティングエッジな表現作品・研究を発表してきたライゾマティクス。2020年1月には、Perfumeとコラボレーションした企画展「Rhizomatiks inspired by Perfume 2020」を手がけています。
そしてこのたび、Perfume初となるNFTアート「Imaginary Museum “Time Warp”」を、ライゾマティクス独自のNFTアートのマーケットプレイス「NFT Experiment」にてリリース。2021年6月11日21:00より販売を開始します。
Perfumeの象徴的なポーズをNFTにNFTとは、ブロックチェーン上で記録される非代替性トークンのこと。画像や映像ファイルをNFT化することで、その所有権を明確にし、オリジナリティーやオーセンティシティーを担保することができます。
今回のPerfumeのNFTアートは、2020年9月に開催したオンライン・フェス「“P.O.P” Festival」で披露したパフォーマンス「Imaginary Museum “Time Warp”」で使用したデータをもとに、Perfume3名の象徴的なポーズを3Dデータ化し、NFTアートとして完成させたものです。なお、初回の作品は6月18日21:00に販売を終了。以降、NFTアートを随時販売する見込みです。
急成長するNFT近年NFTは、世界中で急速に広がっています。
2020年7月には、株式会社FactoryがNFTのオークションに特化した「Los Dorados(ロス ドラドス)」のβ版をリリース。ブロックチェーンゲームにおけるキャラクターや武器などのデジタルアセットの売買を開始しました。
2021年になるとNFT市場は一気に加速。アートの信用担保と流通・評価のためのブロックチェーンネットワーク「Startrail」などを展開するスタートバーン株式会社がグローバル展開を本格化し、株式会社東京フォト委員会が写真と現代アート専門のNFTプラットフォーム「HYPER EDITION」を始動、株式会社グラコネらがNFTアートを展示するデジタルミュージアム「CryptoArtTown」を開発するなど活発な動きがありました。
NFTというと、アート作品がメジャーな気もしますが、ユニークなものもNFT化されています。例えば3Dアバターや、リアルなバスケットボールの試合結果と連動する新感覚カードゲーム「PICKFIVE」、箕輪厚介氏の『サウナランド』の電子書籍、日本初のコレクタブルバーチャルスニーカー「AIR SMOKE 1」などでしょう。
これまでTechable(テッカブル)で紹介してきたNFT関連の記事はこちらから。
PR TIMES
(文・Higuchi)