受取請求書処理の自動処理クラウド「sweeep」を提供してきたオートメーションラボ株式会社は、2021年6月1日にsweeep株式会社へと社名を変更し、本社を東京・千代田区から渋谷区へ移転。「sweeep」を中心とした事業展開見据え、ブランディング統一を行っています。
「sweeep」は、2018年にクローズド版としてリリースされました。大手企業を中心に導入され、2020年9月に各機能のアップデートを行い、パフォーマンスを大幅改善するなどUXを刷新しています。
そしてこのたび、紙で受領した請求書の処理に関する課題などを受け、公式アプリの提供を開始。紙の請求書でもスマートフォンで撮影するだけで手軽に電子化することができるようになりました。
「sweeep」とは?「sweeep」は、受取請求書の回収から仕訳、振込、保管まで一連の業務フローを自動化するサービス。読取精度98.5%を誇る独自のOCRエンジンとAI技術により、アップロードされた請求書100枚をたった3分で処理(自動仕訳・会計処理)できるといいます。
また、オンライン上で取引先から請求書を直接回収することができる「オンライン回収機能」や電子帳簿保存法に対応した「スキャナ保存機能」、一般のOCRツールで必要な帳票定義(座標設定)がいらない「自動帳票定義機能」、「自動タグ付け」「簡単検索機能」なども実装。バックオフィス業務の効率化とペーパーレスなオフィス作りをサポートします。
さらに、請求書のクラウド受取が可能な「atena」やクラウド会計「freee」、「Slack」「Chatwork」「LINE」、その他インポート機能のある会計システムとの連携で、経理担当者の負担を大幅に軽減可能です。
アプリでできることそんな「sweeep」の課題は、紙で受け取る請求書の処理でした。導入企業や導入を検討している企業から、「取引先に請求書をPDFに変えてもらうことが難しい」「所有するプリンターの仕様が不十分のため、請求書をスキャンするのに手間がかかる」といった相談を受け、公式アプリの開発を進めリリースに至ったといいます。
このアプリでは、カメラを向けるだけで請求書を認識し、瞬時に撮影が可能。背景画像を自動で除去し、文書部分のみをPDF化します。PDF化された請求書をsweeepウェブアプリケーションにアップロードすることで、従来どおり自動処理を実行できるというわけです。これにより、紙とデジタルのどちらの請求書でも手軽かつスピーディーに処理することができるようになりました。
PR TIMES
(文・Higuchi)