ソースネクスト株式会社が提供するAI通訳機「POCKETALK S」が、東京都東村山市の新型コロナウイルス・ワクチン集団接種会場3カ所に2021年6月19日より提供されます。
外国人のワクチン接種をサポート「ポケトークS」は、61言語を音声とテキストに、21言語をテキストのみに翻訳し、相手の言葉がわからない人でも自国語のまま対話することが可能な製品です。
今回、同製品が導入される東村山市には、市内の全人口の約2%にあたる2,987名の外国人が居住しています(同市調べ、2021年4月30日時点)。このたび、新型コロナウィルスのワクチン接種開始に伴い、同市の集団接種会場3カ所(いきいきプラザ内「保健センター」・スポーツセンター・市民センター)に同製品計12台を配備。外国人への案内や本人確認、注意事項の説明などに活用される見込みです。
「ポケトーク」について同社は、「ポケトーク」シリーズとして、「初代」「ポケトーク W」「ポケトーク S」「ポケトーク S Plus」を提供中。クラウド上の最新最適なエンジンとAIを使った翻訳精度の高さと、内蔵するSIMによりグローバル通信に対応した世界130以上の国と地域で使用できるという利便性の高さが特徴です。
また、最新モデルの「ポケトーク S」「ポケトーク S Plus」には、撮影した文字を翻訳できるカメラ翻訳機能(55言語対応)や会話レッスンなど多彩な機能も搭載。さまざまなコミュニケーションシーンをサポートする製品として、2017年12月の発売以来の累計出荷台数は80万台を突破しました(2020年11月5日時点)。
そして先日、2021年夏に2つの機能を追加する無料アップデートを実施すると発表。7月には、複数の「ポケトーク」をつないで多言語でのグループトークができる「グループ翻訳」が追加され、8月には、「ポケトーク」に話しかけた言葉が翻訳された字幕をPC画面に表示するポケトーク専用のPCソフト「ポケトーク字幕」が提供開始予定です。
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(文・Higuchi)