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鳥取の特産品を産地直送で届けるECサイト「鳥取マーケット」

Techable 2021年6月21日 16時0分

鳥取発のデジタルリノベーションカンパニー株式会社Workplaysは、鳥取の特産品をD2Cで販売するマーケットプレイス「鳥取マーケット」を正式リリースしました。同時に、Webサイトからの掲載事業者の一般募集も開始しています。

鳥取の魅力が満載

「鳥取マーケット」は、砂人(すなんちゅ)と呼ばれる地元民が特産品の魅力を語り、流通事業者を介さずに直接消費者に販売し、地域のブランド力向上、ファン獲得を推進するECサイト。鳥取名産の梨やラ・フランス、サザエ、ワカメなどを産地直送で購入することができます。

他にも、取り寄せ可能な「うまいもん図鑑」や、らっきょうやシジミ、クロマグロなどの旬の食材に関するコラムなども充実。今まで知らなかった特産品や産地ならではの食べ方などを発信しています。食材以外にも、『ゲゲゲの鬼太郎』の関連グッズや天然智頭杉を使用した伝統工芸品なども取りそろえているため、鳥取の魅力をさまざまな角度から知ることができるでしょう。

地域事業者のDXをサポート

「鳥取マーケット」には、地域事業者のDX支援という特徴があります。商品ページ作成、セール・キャンペーン運用などのマーケティング活動およびカスタマーサポートの代行を行い、ITリテラシー不足や人材不足などでデジタル化が滞っている地域事業者をサポート。その中で、地域・事業者・商品のストーリーをWebコンテンツ化することで幅広い顧客にリーチするという戦略を打ち出しています。

また、カスタマーサポートの代行により、電話購入を実現し、Web注文が苦手な顧客層でも利用しやすい仕組みを構築しているのも工夫のひとつでしょう。さらに、既存サービスの地域密着型アクティビティ予約サイト「鳥取ツアーズ」と連携した観光情報の配信により、鳥取ファンの獲得、オフラインでの観光客増加、継続的な「鳥取マーケット」利用を促していくといいます。

今後の展望

年内には、在庫数に応じた販売ではなく購入の希望に応じて納品可能かどうかを確定するリクエスト注文モデルで、在庫が流動的な商品の販売を可能にし、観光客などが事前に購入することで配送料分を割引する現地受取システムでO2Oを促進するクロスコマースを実現していくとのことです。また、ヤマト運輸Web出荷コントロールサービスとのAPI連携を図り、掲載事業者の配送業務の効率化を実現するといいます。

ゆくゆくは、「地域×マーケット」というブランドとして、他の地域への展開を見据えているようです。加えて、「鳥取マーケット」のマーケットプレイスシステムを貸し出して運営してもらうフラインチャイズモデルも展開予定。すでに複数社からの問い合わせを受け、年内にパイロットプロジェクトとして、他企業でのリリースを予定しているとのことです。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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