株式会社トレッタキャッツが提供中の猫用カメラ付きスマートトイレ「toletta」は、日本のみならず米国でも多くのユーザーを獲得し、2020年には「Kinship」と連携したパイロットプログラムの始動、米国で開催された「#CatSummit」への参加など米国での事業展開を加速しています。
国内では、これまで初期費用(本体価格)21,780円(税込)とアプリ月額料金1,078円(税込)で提供してきた「toletta」ですが、このたび本体価格を実質無料とし、月額料金のみで利用できる「Toletta(トレッタ)」へとリニューアルしました。また、リニューアルを記念し、獣医師監修のガイドブック「THE FIRST CAT BOOK」を公式サイトにて無料公開しています。
「Toletta」でできること「Toletta」は、尿路や膀胱などの泌尿器疾患にかかりやすいとされる猫のトイレ習慣を通じて、猫の健康のヘルスチェックを促すスマートトイレです。本体に搭載したカメラで猫を識別するため、専用デバイスを猫に装着することはなく、多頭飼いにも対応しています。
同製品は、猫がトイレに入るとその様子を動画と静止画で自動記録すると共に、体重・尿量・尿回数・滞在時間・入室回数・経過時間の6つの健康指標を自動計測し、アプリに保存。獣医師と共同開発したアルゴリズムにより、これらのデータから体調の変化を推定してアプリに表示します。
また、トイレの形や砂の好みをそれぞれの猫に合わせるため、トレッタユーザーは獣医師や看護師によるトイレの切り替えサポートを受けられるとのことです。
ねこ初心者にも優しいサービス今回のリニューアルの背景には、コロナ禍で初めてねこを飼う人が増えていることが挙げられます。
同社が2021年5月に猫の飼い主20歳~69歳の男女500名を対象に実施したインターネット調査「#飼い主一斉調査」によると、500名のうち29.2%の人が「コロナ禍以降」に猫を飼い始めたと回答。さらに、コロナ禍以降に飼い始めた人のうち63%が初めての猫だということがわかっています。
このように猫を飼う人が急増する中、一般的に飼われている人が多い成猫(1~6歳)が最もかかりやすい病気については約半数(49.2%)の人が「知らない」と回答するなど、猫の健康への理解が低い人もいることが判明。そこで、初めて猫を飼う人でも正しい知識で「おうちヘルスチェック」に取り組んでほしいという想いから今回のリニューアルに踏み切ったとのことです。
リニューアルを記念して公開された「THE FIRST CAT BOOK」には、「ねこと暮らすために知っておきたい10のこと」が記されており、PDFで無料ダウンロード可能。内容は、平均寿命や感情表現など「ねこ自身のこと」、トイレやごはんなど「環境のこと」、体重や膀胱炎、腎臓病など「健康のこと」に分かれています。
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(文・Higuchi)