AI開発を行う株式会社MiaTechは、教育事業を展開する株式会社キャストダイスと連携し、AIを活用した英単語帳アプリ「CASTDICE英単語帳」をリリース。このアプリでは、ユーザーの志望大学に合った英単語帳を作ることができます。
AIで過去の出題傾向を分析同アプリの収録英単語数は6,302語。大学受験に必要な英単語はもちろん、市販の受験用英単語帳に掲載された英単語も網羅しています。
搭載されたAIで約180の大学の過去最大10年間分の過去問を分析し、各大学・学部・学科の入学試験および共通テスト(センター試験)に出題された英単語の傾向を導出。これにより、ユーザーは学習するとよいと思われる英単語を知り、自分専用の単語帳を作ることができます。
収録単語は、ベーシック・スタンダード・ハイレベル・トップレベルの4レベルに区分。学習方法としては、アプリで定番の4択テストの他、紙の単語帳の使用感に近い「赤シート」でのチェック機能を実装。学習の結果は記録され、進捗はトップ画面から確認できます。
また、「4択テスト・赤シートでの学習をしたかどうか」「1度正解」「2度以上正解」という絞り込みで単語を検索することもできるようです。
買い切り型での提供同アプリでは、共通テスト・私大・国公立をそれぞれ単独または組み合わせ、単語レベルや分析する過去問の年度を設定して単語帳を作ることができます。つまり、◯◯大学のベーシックレベルを網羅した単語帳や、共通テストと◯◯大学のためのハイレベルな単語帳など、志望大学とレベルによってさまざまな単語帳を作ることができるというわけです。複数の大学を受験するケースが多い受験生にとって、大学・レベルに最適な単語帳を作成できるのは便利でしょう。
アプリは無料でも利用できますが、2,200円の有料版ではオリジナル単語帳の作成が無制限、過去問の分析年数として5年・10年が選択可能、広告表示なしというメリットがあるようです。通常の学習アプリにサブスクリプションモデルが多い中、買い切り型でのアプリ提供は珍しいのではないでしょうか。
アプリはiOSとAndroidにて提供中です。
PR TIMES
(文・Higuchi)