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新たな機能とプログラムを追加した顧客紹介マッチングサービス「Saleshub」

Techable 2021年7月15日 10時0分

株式会社Saleshubは、2017年6月に顧客紹介マッチングサービス「Saleshub(セールスハブ)」の提供を開始。現在の累計登録企業数は約2,700社に上り、累計紹介提案数は直近3年間で約7倍成長し、2万件を突破しています。

そんな「Saleshub」が、「つながりマッチング機能」の正式リリースと「サポーター応援プログラム」の追加を発表。より効率的なマッチングとUX向上を図る構えです。

知人と企業を仲介するサービス

「Saleshub」とは、商談アポイントのセッティングで企業成長に貢献できるサービス。個人の登録ユーザーは「サポーター」と呼ばれ、登録企業が求めている人材をチェックして、自分の知り合いに最適な人がいた場合に「顧客紹介」という形でアポイントをセッティングします。無事商談が終わると、企業からサポーターに対して協力金が贈られるという流れです。

サポーターは、サービス内に掲載されている募集内容を確認する他、企業の担当者と事前に打ち合わせをして事業内容を確認することも可能。企業が求める人材像をより詳しく把握することで、最適な顧客紹介が実現するといいます。

しかし、「なぜ商談アポイントのセッティングだけで協力金がもらえるのか」と思う人も少なくないでしょう。同社によると、紹介による商談は、テレアポや飛び込み営業に比べて成約率が4倍以上高く、企業にとっては広告やマーケティングコスト削減につながる重要な価値を持つため、そのお礼として協力金が贈られるということです。

追加機能と今後の展開

今回「Saleshub」に正式リリースされた「つながりマッチング機能」は、サポーターが登録した友人・知人のデータ「つながり」と、企業がアップロードした顧客候補をまとめた「アタックリスト」のそれぞれのデータをもとに、テキスト解析などを用いたシステム上で自動マッチングする機能。β版の試験提供中の直近3ヶ月間での平均マッチング率は約97%と高く、このたびの正式リリースに至ったようです。

「サポーター応援プログラム」は、サポーターに対してマッチング体験の向上と多様な働き方の選択を支援する制度。具体的には、サポーター登録後の希望者への個人面談を通じ、不安解消やサービス利用サポートなどを行う「個別サポート体制」と、サポーターの活動に見合った適正な報酬体系を構築する「協力金の価格設定ガイドラインの策定」が内容となっています。

同社は、2022年春ごろまでに累計つながりマッチング100万件突破を目指すと発表。そのために、サポーター拡大のためのマーケティング施策やエンジニアなどの採用、カスタマーサクセス体制などの強化に乗り出す見込みです。そしてその資金として、インキュベイトファンドおよびSMBCベンチャーキャピタルより1億円を調達しています。

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(文・Higuchi)

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