KDDI株式会社、一般社団法人渋谷未来デザイン、一般財団法人渋谷区観光協会を主幹とする「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」は2021年4月に2期目を迎え、参画企業は73社になりました。
そしてこのたび、今年度から新たに参画した株式会社Pocket RDが開発する完全自動アバター生成システム「AVATARIUM(アバタリウム)」と「バーチャル渋谷」が連動すると発表。「AVATARIUM」で生成した自身のオリジナルアバターで「バーチャル渋谷」を回遊することができるようになります。
リアルとバーチャルの融合を体験「AVATARIUM」は、撮影・採寸・編集・加工・保存・エクスポートがワンストップで可能な完全自動のアバター生成統合システム。全身を撮影したデータから最短1分で生成したオリジナルアバターは、アプリで簡単にカスタマイズすることも可能です。なお、エクスポート時の対応ファイル形式はOBJ、FBX、PLY、glTF、VRM。
今回は、この「AVATARIUM」をリアルな渋谷の街に展開します。「AVATARIUM」と「バーチャル渋谷」を連動させることで、「AVATARIUM」で生成したオリジナルアバターでバーチャルな渋谷の街に繰り出すことができるというわけです。
「バーチャル渋谷」についてここで少し「バーチャル渋谷」についておさらいしておきましょう。
「バーチャル渋谷」は、2020年5月に日本初の自治体公認配信プラットフォームとしてオープン。どこからでも開催・参加できるバーチャルイベントやリアルな渋谷と連携したデジタルツインなどの体験を提供してきました。
例えば「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス」や「バーチャル渋谷 au 5G X’mas」といったイベントの開催、イベントモードのみ出現する新エリア「渋谷MODI前エリア」やバーチャルライブハウス「SHIBUYA UNDER SCRAMBLE powered by au 5G」、「原宿エリア」のオープンなどの拡張を行っています。
次なるチャレンジへのフェーズに突入したという「バーチャル渋谷」の今年度の取り組みにも注目していきたいところです。なお、これまでの「バーチャル渋谷」に関するTechable(テッカブル)の記事はこちらからどうぞ。
PR TIMES
(文・Higuchi)