大日本印刷株式会社(DNP)は、アスリートとサポーターをつなぐ「DNPアスリート支援プラットフォームCHEER-FULL STADIUM チアスタ!」を開発。2021年10月のサービス開始に先がけ、7月23日に先行体験版の提供を開始しました。
「応援」と「活動資金」を届けられる「チアスタ!」は、プロ・アマチュアを問わず多様な競技の個人アスリートやチームがプロフィールや目標を掲げ、練習や試合の様子を発信し、サポーターとコミュニケーションを取ることができるWebサービスです。
サポーターは「チアスタ!」内のデザインテンプレートやスタンプなどを使ってデジタル応援幕を作成し、メッセージを付けて贈ることができます。また、他のサポーターが贈ったデジタル応援幕やアスリートの発信に対してリアクションすることも可能です。
サービスを開始する10月からは、有料デジタルアイテムの販売も開始。代金の一部をアスリート・競技団体の活動資金として還元するとのことです。
先行体験版で応援幕を贈ってみました現在提供中の先行体験版には、陸上競技(十種競技・やり投げ・短距離・長距離)、スポーツクライミング、レスリング、車いすラグビー、車いすバスケットボールなど多くの種目の選手・チームが登録しています。先行体験版では、サポーターは1日3回まで無料でデジタル応援幕を贈ることができるようなので、実際に応援幕を作成して贈ってみました。
まずは会員登録を済ませ、応援したいアスリートを探します。アスリートは「おすすめ」「新着」「パラアスリート」などのカテゴリに分かれていて検索しやすい仕様。今回は車いすラグビーの壁谷知茂選手にデジタル応援幕を贈ってみましょう。アスリートのページを開き「応援幕を贈る」というボタンをクリックすると5種類のテンプレートが表示されます。好きなテンプレートを選び、次はスタンプを選択して配置(スタンプは1日に8個まで無料)。完成した応援幕を贈るだけという簡単なフローです。
アスリートにとって、遠征費や競技道具・環境の整備のための資金調達は重要ですが、昨今の無観客試合の推奨やイベント自粛などでそれは厳しい状況だといいます。また、サポーターの応援の声が届きにくいというのもひとつの課題でしょう。同サービスを活用することで、より多くの人がアスリートとつながり、支援していくことができるようになるのではないでしょうか。
「チアスタ!」はこちらから。
PR TIMES
(文・Higuchi)