「調理ロボットサービス」を開発するコネクテッドロボティクス株式会社は、関越自動車道の三芳パーキングエリア(PA)(上り線)の商業施設「Pasar(パサール)三芳」にて、2021年7月28日〜8月16日までの期間、非接触型ソフトクリームロボットの実証実験を実施します。
ソフトクリームの巻き作業を自動化非接触型ソフトクリームロボットの名前は「レイモくん」 です。同ロボットは、長崎ハウステンボスやポッポ イトーヨーカドー幕張店で稼働しているロボットで、一定期間の習熟が必要とされるソフトクリームの巻き作業を自動化することで、ボタン一つで品質の安定した商品を提供することが可能になります。
「レイモくん」を活用することで、従業員不在で商品提供を実現。ソフトクリームの自動販売機として、販売オペレーションをロボットに任せられ、注文から接客、商品提供まで無人で対応可能というから驚きです。
また、客がタブレットで注文、料金支払いを済ますことができます。人同士の現金の受け渡しを行わずに、キャッシュレスで商品を提供することが可能に。一方で、ロボットの動きに合わせて自動でコーンをロボットにセットする仕組みにより、従来はお客様か従業員がロボットにコーンをセットする作業を省くことができます。
小型調理ロボット量産化を目指す「レイモくん」を提供するコネクテッドロボティクス株式会社は、2020年10月に東京都ものづくりベンチャー育成事業に採択された1社。本事業の取り組みの一環として、ソフトクリームロボットにおける注文から商品提供まで全てのプロセスを非接触で行うサービスの開発と量産体制を進めてきました。
今回の実証実験は当社が開発中の非接触型サービスの実現と、調理自動化推進のための小型調理ロボット量産化を目指したロボットの店頭での「初の実証実験」となります。
同社の担当者は「現在、国内の外食産業では人手不足がますます深刻化しており、調理の省力化や自動化が大きな課題となってきています。当社はその課題に対し、『製造業でのロボット製品開発経験から培われてきたロボット制御のノウハウ』と『ディープラーニングを活用したセンシングと学習技術』の組み合わせでロボットを知能化し、キッチンで働く人々の仕事をサポートし、『働く人と食事をする人の両方に喜びを提供するロボットサービス』の開発を進めています」と話しています。
PR TIMES
コネクテッドロボティクス
(文・Takeuchi)