新型コロナウイルス感染拡大により、一層高まる衛生意識。人が多く集まる施設では、日々の除菌作業や清掃作業に力を入れています。しかしながら、その作業効率や感染リスクへの不安を課題として挙げる施設は多いよう。
これらの課題の解決策として注目されているのが、ロボット。その中でも今回は、中西金属工業株式会社が販売する、自律走行の自動床洗浄ロボットと除菌ロボットについて紹介します。
自動床洗浄ロボットと除菌ロボット、それぞれの特徴は?自動床洗浄ロボット「ROBO Cleaper(ロボクリーパー)」は、障害物を自動で避けながら複数の通路を清掃するといった高度のマッピング機能を持っています。最大清掃面積2,500平方メートルと、広域範囲の清掃が可能です。
自動除菌ロボット「R-Paca(アールパカ)」は、その名の通り、アルパカを連想させるシルエット。紫外線の波長域の中で除菌力が高いとされUV-C254nmを照射するユニットを搭載。除菌液噴霧と組み合わせることで、W除菌で非常に高効果の除菌力を発揮します。他にも、タイマー機能があるので、人がいない夜間に除菌作業をすることが可能です。
それぞれの製品に関するより詳しい説明は、以下のページを確認してください。
ROBO Cleaper
R-Paca
この度、中西金属工業株式会社は、「ROBO Cleaper」と「R-Paca」を使った実証実験を、藤井寺市、イオン藤井寺ショッピングセンターとの公民連携によって実施。その結果、どちらもトラブルなく、商業施設や公共施設の現場での活躍の可能性が確認できたとのこと。
本実証実験は、藤井寺市の「企業パートナーシップデスク」の枠組みを活用したもの。企業・事業者・大学と行政が連携し、お互いのノウハウを活かし合い、ソーシャルイノベーションを起こそうとする取り組みです。
同社は、製品で課題を解決できるように尽力し、導入を推進していくとしています。
PR TIMES
(文・和泉ゆかり)