「なくすを、なくす」をミッションに世界最小の落とし物防止デバイス「MAMORIO(マモリオ)」を開発するMAMORIO株式会社。
この度、同社はiOS向けスマートフォンアプリ「MAMORIO」において位置情報補正能力を大幅に強化したアルゴリズムを新たに開発しました。
MAMORIO(マモリオ)とは?「MAMORIO」とは、鍵や財布などの大切なものにつけておくことで、紛失を防止するデバイスです。
スマホにMAMORIOアプリを入れて本体とペアリングさせておくことで、MAMORIO本体から一定距離離れると通知が届く仕組み。また、MAMORIOアプリを入れているユーザー同士で協力して紛失したものを探す「みんなで探す」機能など、「なくしたものを見つける」ための機能も備えています。
そんなMAMORIOのiOS向けスマートフォンアプリ「MAMORIO (ver 4.3.0)」において、アップデートが行われました。
今回のMAMORIOアプリのアップデートについてアップデートの目玉は、位置情報補正能力の向上です。新たに開発した独自のアルゴリズムを実装することで、位置情報の誤差を5m程度に。また、位置履歴の閲覧機能もアップデート。なくし物を探すときに重要となる「移動経路の把握」のため、最大24時間の詳細な移動経路を含む位置履歴の確認ができるようになりました。さらに、本バージョンより新たに追加された履歴画面では、自分のスマホが他のユーザーのMAMORIOとすれ違った回数や、自分の過去の移動経路や歩数などのデータをグラフやマップで記録し、確認することができるようになったようです。
全国のユーザーによるMAMORIOの発見データを可視化し蓄積することで、落とし物や忘れ物の発見精度のさらなる向上を実現していく予定。またこれらのデータを元に、今後は遺失物の発見に応じて発見者に報酬を還元するインセンティブの仕組みなどの機能の実装を検討中とのことです。
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(文・安室和代)