ヘルスケアアプリ「カロミル」を開発・提供するライフログテクノロジー株式会社は、総合メディカル株式会社が展開する「そうごう薬局」の店舗に「カロミルアドバイス」のトライアル導入を開始。2021年8月1日~2022年1月31日の期間、大森北店・京都松尾店・天神中央店の3店舗で活用されます。
AI解析で食事・栄養指導を効率化「カロミルアドバイス」は、食事・栄養指導者向けのオンライン食事管理ツール。指導対象者(顧客)の「カロミル」アプリと連携し、食事や栄養指導がすべてオンライン上で完結できるサービスです。指導対象者の食事データの記録・蓄積を自動化できる上に、AIが食事内容を自動で解析・栄養計算するため、指導者の栄養計算の手間が大幅に削減できるといいます。
今回「そうごう薬局」に「カロミルアドバイス」を導入することで、これまで管理栄養士不在のため栄養相談ができなかった店舗での栄養指導の実施や、管理栄養士がデータをアナログ処理して栄養相談を行っていた店舗のDXを実現できると期待されているようです。
今後両社は、さらなる連携展開を検討中。ライフログテクノロジーが有するAIを活用し、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を抱える患者の食事指導などリアル店舗での食事相談・食事指導を行うことも視野に入れているようです。
「カロミル」を活用したサービス「カロミルアドバイス」が連携する「カロミル」は、2016年にリリースされ100万ダウンロードを突破した健康管理アプリ。1枚の食事写真からカロリー・たんぱく質・糖質・脂質・食物繊維・塩分相当量を自動で解析・記録することができます。また、スマートフォン内に保存された写真が「食事」か「食事でない」かを自動判別するため、食事写真をアップロードする必要がないのもポイントでしょう。
2021年1月には、同じ目標を持つ人が集まる「チーム機能」を追加。友人や家族などと励まし合い、ときに競い合いながら目標達成までのモチベーション維持・向上を図れる同機能で、生活記録の習慣化をサポートしています。
そんな「カロミル」を活用したサービスは、「カロミルアドバイス」以外にも複数展開中です。例えば、ジムなどのトレーナー向けの「カロミルアドバイスforトレーナー」や、avivo株式会社の業務提携によって誕生した、企業の健康経営をサポートするポイント取得型サービス「kickake カロミル」など。また、シャープ株式会社がそしゃく回数計「bitescan」にライフログテクノロジーの食事画像解析APIを採用し、「何を食べたときに何回噛んでいるのか」といった食事内容とそしゃくの相関を記録するサービスにも活用されています。
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(文・Higuchi)