株式会社コラビットは、不動産のAI査定サービス「HowMa」を提供しています。「中古の不動産は売れない」という持ち家への "あきらめ" を無くし、中古不動産の流通活性化に寄与するため、2015年に開始した同サービスはどういったものなのでしょうか。
AIで物件を無料査定少子高齢化や地方の過疎化などによる「空き家」の増加は、日本が抱える深刻な社会課題のひとつ。全国の空き家数は過去10年間で約90万戸増加し、国内の住宅総数に占める空き家率は過去最高の13.6%*に達しています。
不動産のAI査定サービス「HowMa」を利用することで、物件情報を入力するだけでオンライン上で気軽に自宅の価格や周辺物件の売却事例などを把握できます。売却する際には不動産会社とのマッチングが可能な点も見逃せません。同社によると、累計査定件数は4000万件、2020年の新規登録者数は前年比約150%に伸長しています。
「査定額を手軽に知りたい」「不動産会社の営業を受けたくない」「不動産価格を把握し続けたい」「初めて不動産売却をする」......これらのニーズを持つ人は多いはず。「HowMa」であれば、匿名入力で時間も費用もかからず、AIが算出した査定額を一瞬で知ることができます。
また、人工知能による自動査定のため、営業電話はかかってきません。同社の担当者は「不動産売却が手間だと感じている方査定だけでなく複数のおすすめ不動産会社に一括で売却を依頼!しかもスマホ内でできます」と話しています。
ジャフコグループより資金調達を実施運営会社であるコラビットは、ジャフコグループ株式会社より資金調達を実施しました。調達資金をもとに、サービス品質の向上、ユーザー・不動産会社の利便性の向上を目的とした機能開発を推進予定。また、2021年8月17日には「HowMa」内で不動産会社が売却検討社に直接アプローチができる「売却反響DX」機能を追加するようです。
コラビットCEOの浅海剛氏は「コラビットは、HowMaを通じ、全ての不動産オーナーに対して、膨大なデータやAI技術に基づく有用な情報や不動産取引をより便利にする機能を提供することで、透明で活発な不動産マーケットの発展に貢献してまいります」と述べています。
*総務省「平成30年住宅・土地統計調査」、国土交通省「住宅着工統計(平成30年計)
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HowMa
(文・Takeuchi)