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熱中症予兆と転倒を検知! ユビテック、「Work Mate」の実証実験を実施

Techable 2021年8月22日 7時0分

株式会社ユビテック(以下、ユビテック)とキリンビール株式会社(以下、キリンビール)は、ユビテックが提供する作業者の安全見守りサービス「Work Mate(ワークメイト)」を活用した実証実験を7月から実施中。一体、どのようなことを検証しているのでしょうか。

従業員の安全・健康状態を検知

これまでも製造現場作業における安全・衛生管理を徹底してきたキリンビール。一方で、近年多くの人が実感しているように猛暑日の増加で、熱中症リスクも高まっていると考えられます。

このような従業員の安全性および健康状態を見守ることができると期待されているのが「Work Mate」です。今回の実証実験では、キリンビール工場とキリンディスティラリー富士御殿場蒸留所で働く従業員がスマートウオッチを着用し、「Work Mate」がスマートウオッチを通じて脈拍などのデータを収集・分析。また、スマートウォッチにはセンサーも内蔵されているため、作業者の転倒を検知することもできます。

例えば、「Work Mate」の機能で注目したいのが熱中症予兆の検知機能。実証で得たバイタルデータから熱中症の予兆を検知するアルゴリズムをユビテックが独自開発したものです。使うほどにAIが学習するので、精度が進化し続けていくのが特徴。熱中症の予兆だけでなく、回復状態も検知するので、休憩のタイミングから休憩後の回復状態も把握することができます。

より安全安心な労働環境を

ユビテックでは、導入を考えている人向けに「Work Mate」の機能や活用事例などを紹介するオンラインセミナーを開催。(最新情報は公式サイトを確認してください)

従業員に対して、安全安心な労働環境を提供することは企業の重要な役割。さまざまな形での働き方改革が進む昨今、テクノロジーの活用に注目が集まっています。

PR TIMES
株式会社ユビテック

(文・和泉ゆかり)

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