コクヨ株式会社は、働き方の実験場「THE CAMPUS」内にある「THE CAMPUS SHOP」にて、ARを活用したデジタルアナログ融合コンテンツの実証実験を開始しました。
ARによる没入体験やエンターテイメントも同実験では、「THE CAMPUS SHOP」の店舗内で、ARコンテンツを表示するタブレットを用いた顧客体験価値の拡張に挑みます。なお、同実験は国内で初めてソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が提供する「AR MAPソリューション」を活用した事例とのことです。
店内で体験できるコンテンツのひとつが、2021年3月に発表されたノートとペンの新ブランド「PERPANEP」の没入体験を実現するもの。床に書き心地が異なる3つの紙「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」が敷かれ、その上を歩くと書いている音が流れるという仕組みです。実際に置いているペンを手に取ると「書き心地の没入体験」が実現します。
また、商品に近づくとラインナップや使い方動画などを表示する商品情報の補完や、ECと連動した購入サポートなども可能。さらに、アクセサリー感覚の文具シリーズ「KOKUYOME」のコーナーでは、Instagramの投稿を表示し、自分にあったスタイルをよりリアルにイメージしながらアイテムを選べるようになっています。
そして、店内に隠されたARで表示される文字を集める「宝探し」や、文具を使った時のオノマトペ(擬態語)で埋め尽くされた中を歩けるエリアなどエンターテイメント性のあるコンテンツも注目です。
今年オープンした「THE CAMPUS」「THE CAMPUS SHOP」は、コクヨ製品を新しいテーマや切り口で提案するショップ。この店舗があるのは、東京品川オフィスおよび東京ショールームの自社ビルをリニューアルし、2021年2月15日にグランドオープンした「THE CAMPUS」です。ここは、未来につながる価値を探求するため、さまざまな専門性や経験を持つ人々と全館通して実験・実践する場所として設立されました。
同施設には、「THE CAMPUS SHOP」の他、スタジオやギャラリースペースを完備した新規事業開発のためのオープンイノベーション拠点「OPEN LAB.」や、ワークラウンジやイベントスペースなどのさまざまなアクティビティに応じて変化する自由度の高い空間「COMMONS」、「COFFEE STAND」、「PARK」といった誰でも利用可能なPUBLIC AREAが設けられています。ちなみに、「OPEN LAB.」には、会議中の資料を共有ディスプレイにまとめて表示するコクヨの新しい画像表示ツールなどが設置されているようです。
また、コクヨ社員自らが先進の働き方を実験・実践し、そのプロセスや成果を体感できるLIVE OFFICEも展開中。テレワークが広がる中でオフィスに求められる機能を実装したオフィスを見学することができます。
PR TIMES
(文・Higuchi)