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自社予約エンジン「CHILLNN」、ノーコードで予約サイトを作成できる新機能追加

Techable 2021年8月27日 18時0分

株式会社CHILLNNは、2021年1月に宿泊事業者向け予約エンジン「CHILLNN」を本格リリースしました。ホテル本来の魅力を発信する「雑誌」のような予約ページを展開することで、OTA依存の集客から脱し、ユーザーからの「指名買い」を増やすことをサポートしています。そんな「CHILLNN」に、宿泊事業者がノーコードでオリジナルデザインの宿泊予約サイトを作成できる「Snack(スナック)」機能が追加されました。

PDCAサイクルを高速化

「Snack」は、月額1万円でオリジナルデザインの予約サイトをノーコード作成できる機能。宿泊事業のマーケティングにおけるPDCAのサイクルを早め、宿泊施設の価値最大化に寄与することを目的に開発されました。

PDCAサイクルの高速化を図るために、誰もが簡単に施設の魅力を雑誌のようなUIで発信できるノーコード作成を可能にしています。魅力ある写真の掲載、リンクや予約ボタンの設置、地図や動画の埋め込みをパワーポイントやキーノートを触るような感覚で実行できるようです。用途に応じたテンプレートが豊富に揃っているのも嬉しいポイントでしょう。もちろん、ページの追加や更新、削除、非公開設定も簡単にできます。

また「Snack」には、購買意欲を測れる分析機能も搭載。ユーザーの興味を示すPV数の指標と、コンテンツが購買意欲にどのような影響を与えているかを示す滞在時間の指標を用意しています。加えて、SNSアカウントを含むオウンドメディアからの流入数を計測し、有効な媒体についての示唆を得ることもできるようです。これらのデータの見方や、それぞれの数字を伸ばすためのアクションプランを掲載しているため、最短1日ごとにPDCAサイクルを回すことができるといいます。

感覚的な魅力を伝える「CHILLNN」

そもそも「CHILLNN」は、数値化しにくい感覚的・情緒的な魅力の発信を主とした宿泊予約体験を実現できる予約システムとして開発されました。リリース以降、価格やクチコミ、立地での比較の容易性ではなく、宿泊施設(宿泊体験)の独自性をどれだけ伝えられるかを追求。雑誌ような予約ページやCHILLNN編集部独自のキュレーションや体験ベースの施設検索方法を提供するメディアページによって、ユーザーが一目惚れするホテルとの出会いを提案し、指名買い顧客の獲得を実現しています。

実際に、「CHILLNN」利用前にOTA流入のインバウンドが99%を占めていた某ホテルでは、新型コロナウィルスの流行を機に自社の積極的なマーケティングと「CHILLNN」をかけ合わせ、国内客を中心に直接予約比率60%という成果をあげました。こうして、ホテルのD2Cマーケティングを行う上で必要不可欠なサービスへと成長を続け、2021年7月時点で300以上の施設に導入されています。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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