株式会社ガラパゴスは、AIを活用したマーケティング向けクリエイティブデザイン提供サービス「AIR Design for Marketing」などを展開し、デザイン領域のDXを推進中。属人化しがちなデザイン領域において、AIとデータを用いてコストパフォーマンスに優れたクリエイティブを高速で提供することで、デザイナーがルーチンワークから解放され、スキルアップと付加価値向上に専念しやすい環境づくりを目指しています。今回はそんな同社にフォーカスしてみましょう。
業績アップは、科学されたデザインで「AIR Design for Marketing」は、Webマーケティングに必要なランディングページ・バナー・動画といったクリエイティブの制作および改善を行うサービス。クリエイティブ制作に加え、競合他社分析、マーケティング計画立案、レポーティング、レポーティング分析、改善案提案などをワンストップで提供するのが特徴です。
クリエイティブ制作においては、デザインデータベースとAIを活用することで従来の約3倍の制作スピードを実現。マーケティング計画においては、毎月300テスト以上のデータとノウハウを活かし、ヒット確率の高いデザインを科学的に積み上げていくことでKPIの大幅改善を実現してきました。同サービスは2019年の提供開始以来、ヤフー株式会社や楽天グループ株式会社、アンファー株式会社、株式会社やずやなど300社以上に導入されています。
ちなみに同社は、スマートフォンアプリ企画開発サービス「AIR Design for Apps」も展開中。多数のアプリ開発・運用経験で蓄積した企画・デザイン・開発・運用までの一連のノウハウをアプリ開発ソリューションとして提供しています。
成長を加速するための3つのポイント今後同社は、「AIR Design for Marketing」の成長を加速させるべく、導入パートナーとしての代理店ネットワーク構築、社員や外注パートナーのデザイナーネットワーク構築、AIとデータを活用したSaaSプロダクト開発の3方向に注力する構えです。
そのための人材の採用、カスタマーサクセスとクリエイティブチームの強化、およびマーケティング施策に向けて、第三者割当増資により約11億円の資金調達を実施。引受先は、既存株主であるArchetype Ventures、みずほキャピタル、Globe Advisors Venturesに、新たにSTRIVE、THE FUND、DIMENSION、THE GUILDの4社を加えた計7社です。
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(文・Higuchi)