株式会社あしびかんぱにーが開発したVR空間「バーチャルOKINAWA」にて、2021年9月4日に「一万人のエイサー踊り隊2021オンラインINバーチャルOKINAWA」が開催されました。世界中から約1万人が来場し、大いに盛り上がったようです。
バーチャルで沖縄を楽しむ様々な仕掛け「バーチャルOKINAWA」は、2021年2月より開始したクラウドファンディング「バーチャル国際通り奇跡の1マイル再現プロジェクト」を通じて実現しました。国際通り商店街をはじめ、さまざまな沖縄内企業・団体の協力を得て、VRChat内にいつでもアクセスできる「バーチャル国際通り」(PCおよびVRデバイスのみ対応)を構築しています。
「バーチャル国際通り」は、実際の国際通りを再現するだけでなく、バーチャル空間内で楽しめる機能などを実装。例えば、再現されたアーニー・パイル国際劇場で三線ライブを体験したり、バーチャル国際通り内の空を泳ぐ魚の群れにエサ(ちんすこう)をあげたり、沖縄版ラジオ体操に参加したり……。来場者が離れた場所からでも沖縄を体感できる仕掛けが用意されています。
なお現在は、釣り体験やゴーヤーボウリング、古民家&ビーチエリア機能などを開発中のようです。
見どころ満載のバーチャルエイサー祭りそんな「バーチャルOKINAWA」で開催されたのが「一万人のエイサー踊り隊2021オンライン INバーチャルOKINAWA」。1995年から続く、県内最大級のエイサー祭り「一万人のエイサー踊り隊」のバーチャルイベントです。
国際通り入口に設置されたバーチャルステージ上では、過去のエイサー祭りの映像が上映されました。イベントでは、約2,500名のメンバーが世界中で活動をしている創作エイサー団体「琉球國祭り太鼓」の他、創作衆~桜輝~、那覇太鼓などによるエイサー演舞、琉球舞踊や沖縄民謡、沖縄空手、獅子舞など沖縄伝統芸能のパフォーマンスを体感できるステージを展開。
MCを務めたバーチャルOKINAWAのPR大使でご当地バーチャルタレント・根間ういを中心に、舞鶴よかと(福岡)、キミノミヤ(愛知)、津軽ねぷこ(青森)らが集まり披露した一夜限りのエイサー演舞コラボもバーチャルならではの演出でした。
また、沖縄物産などをその場で購入することができる屋台や、太鼓、パーランクー、手持ち花火、泡盛などのアイテムも出現。夜に変化した「バーチャル国際通り」で、沖縄の夏祭りを体感した人は多いのではないでしょうか。
加えて、根間ういがCD販売利益の一部を国際通りに寄付する沖縄支援アルバム「Ui♡Okinawa」を発表し、自ら売り子として屋台の前に立つといった演出も好評だったようです。
なお、イベントの模様はバーチャルOKINAWA公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信中です。
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バーチャルOKINAWA
(文・Higuchi)