写真やビデオ、ファイルなどを頻繁に扱う人は要チェックのアイテムがクラウドファンディングサイトKickstarterに登場しました。米国のスタートアップが開発したカードリーダー「ANYOYO」です。
カメラなどで使われる4種のメモリーカードに対応し、最高速度10Gpsでデータを転送できます。
一般的なカードを網羅ANYOYOはワイヤレスイヤホンのケースのような平たい四角形のデザインで、3つの側面にカードスロットを備えています。
対応するカードは、TF、SD/SDexpress、CFexpress、CFast。世間でよく使われているものを網羅しています。愛用しているデバイスによってカードの種類が異なる、あるいはあえて複数のタイプのカードを使い分けている、という人にとって、ANYOYO1つでカードのデータをあらゆるデバイスに取り込むことができるというのはかなり便利でしょう。
3枚の同時読み込みもまた、ANYOYOはカードの能力にもよりますが、最高10Gps(1000MBPS)のスピードでデータ転送が可能。効率的な作業に生かすことができます。高画質の写真やビデオなど、容量の大きなデータを扱う人には嬉しい限りです。
効率面でいえば、同時にカード3枚を読み込んだり書き込んだりできるのもポイントです。
ANYOYOはType-CのポートとUSB 3.2(GEN 2)のインターフェイスを搭載していて、スマートフォンやPCなどさまざまなデバイスに接続でき、一眼レフやドローンで撮った写真をその場で取り込むことができる、というのもお手の物です。
ビデオブロガーなどクリエイターは持っておくと便利そうなANYOYO。Kickstarterでの出資額は、記事執筆現在、69ドル(約7600円)〜となっています。なお、すでに目標額は達成しており、10月7日まで出資を受け付けた後、12月にも発送される見込みです。
ANYOYO/Kickstarter