アクションカメラの先駆け、GoProが新製品「HERO 10 Black」を発表しました。新プロセッサーと超高解像度センサーの組み合わせにより「かつてないスムーズなビデオ」の撮影が可能、とうたっています。
5.3K 60fpsでの撮影ができ、またスタイビライゼーション機能もアップグレードされていて、アウトドアスポーツなど激しいシーンの撮影に力を発揮しそうです。
滑らかスロモ撮影も5.3K 60fpsと聞いてもピンとこない人もいるかもしれませんが、解像度が4Kより91%アップしているといえば、かなり鮮明な画像となることをイメージできるでしょう。
きめ細かな映像となる5.3K撮影が目玉ではあるものの、4K 120fps、2.7K 240fpsで滑らかなスローモーション撮影ができるというのも注目に値します。こうした撮影を可能にしているのが前モデルで使用されたGP1というプロセッサーのグレードアップバージョンGP2です。
そしてGP2と併せて採用されたのが、HyperSmooth 4.0というカメラ内スタビライゼーション機能。ヘルメットに装着したり、自転車のハンドルに取り付けたりしての撮影に使われることが少なくないGoProカメラですが、同社は「どんなに激しいシーンも滑らかに撮影できる」とうたいます。
ビデオからの一瞬を切り出し
加えて、2300万画素での写真撮影ができ、さらには5Kのビデオから1960万画素の写真を、5.3K 60fpsのビデオから1580万画素の写真を切り出すことも可能で、動きの速いシーンの一コマをシャープにとらえることができそうです。
その他、撮影した写真やビデオに素早くアクセスできるようになっているのもセールスポイントです。カメラの充電中にGoPro専用のクラウドアカウントにデータを自動アップロードしたり、カメラからQuickアプリにワイヤレス転送したりといった方法が利用できます。意外にもこれまでなかったUSBケーブルを使ったスマホアプリへの接続転送も可能です。
エクストリームスポーツを愛する人で撮影も楽しみたいという人にうってつけのHERO 10 Blackはすでに発売されていて、日本での価格は1年間のGoProサブスクリプション付きで5万4000円、サブスクリプションなしで6万4000円となっています。
GoPro/PR TIMES