オーディオ製品で知られる韓国Samsungの完全子会社、Harmanが充電アクセサリー分野に進出します。
このほど立ち上げた新ブランドInfinityLabのもとで、モバイルバッテリーや充電器などの新製品を発表しました。
持続可能がテーマ充電アクセはさまざまなメーカーがすでに展開していますが、InfinityLabは「持続可能」をテーマにしたエコフレンドリー製品という点で他社と差別化を図っています。
どのように持続可能かというと、使用しているプラスティックは90%がリサイクルされたものとなっています。またケーブルにはリサイクルのポリエステルを織り込んでいます。
容量1万mAhのタイプも発表した製品は、まずコンセントに差し込んで使うウォールチャージャー。USB-Cポート1つ搭載のもの1種と、USB-CとUSB-Aを1つずつ搭載するもの2種の計3種があります。出力はUSB1つタイプが20W、2つ搭載のものは30Wと65Wとなっています。
また、ケーブルがビルトインされたモバイルバッテリーも4種用意されていて、ケーブルの種類はUSB-Cかライトニング、バッテリーの容量は5000mAhか1万mAhから選べます。
出先で手軽にスマホなどを充電したい人のために、ワイヤレス充電に対応するモバイルバッテリーもあります。こちらも容量は5000mAhか1万mAhから選べ、最大出力は18Wか30Wです。
そのほか、Qiに加えてUSB-CとUSB-Aも備えているワイヤレス充電スタンド、ノイズキャンセリング機能を搭載したスピーカーフォンもあるなど、多彩なラインナップになっています。
年々、激しさを増す自然災害などで環境への負担を気に掛けるようになった消費者は少なくなく、InfinityLabシリーズはそうした意識の高い人にうったえる製品といえそうです。
Harman