コロナ禍で非接触のサービスが求められるなか、各店舗でさまざまな取り組みが行われています。
株式会社SGSTはこの度、世界的なロボットメーカーであるPudu Robotics社製の広告ディスプレイ付き配膳・受付ロボット「KettyBot」を使った実証実験(POC)を、シャングリラ シークレット表参道店において実施。好結果を得たため、10月より本格導入を決定したと発表しました。
顧客の心をとらえて離さない配膳ロボット「KettyBot」KettyBotは、優れた障害物回避能力や移動能力を有する最新式の広告ディスプレイ付配膳ロボット。
優れたAIによる音声技術により、通りすがりのお客様への挨拶や、対話ができるほか、配膳や食器回収、広告巡回を安全かつ正確に行います。1回の走行で複数テーブルに効率よく配膳することが可能です。わずか55cmの幅も通過することができ、複雑な環境下でも活躍してくれると言います。
また、中央に配置された18.5インチの大型ディスプレイは、顧客の目に留まりやすい位置にカスタマイズすることが可能。より注目を集めるマーケティングアプローチとなります。
大幅な「非接触サービス」化や宣伝効果を期待今回シャングリラ シークレット表参道店において行われた実証実験では、Kettybotを活用することで、サービスのさらなる充実が実現できるかを検証。「配膳・下げ膳」に加えて、新たに情報提供として広告ディスプレイを活用することについて検証し、運用面での改善に向けて調整作業を実施しました。
実証実験の結果、大幅な「非接触サービス」化や宣伝効果を期待できることが明らかに。また、その愛嬌あるキャラクターゆえに、顧客やスタッフからも非常に好評だったとのこと。完全にスタッフの仕事を代替できるわけではないため、人件費をどの程度削減できるかは数か月運用してみないとわからないものの、現時点では、2割程度削減効果が見込めれば採算がとれると思われるそうです。
これらの結果を踏まえ、10月よりシャングリラ シークレット表参道店にて、本格導入されることに決定しました。
PR TIMES
KettyBot
(文・和泉ゆかり)