2002年に日本への就航を開始したエミレーツ航空。2018年には、航空会社として世界で初めてデジタルプラットフォームにWebVRを導入し、没入型体験を提供するなど、機内と地上およびデジタル空間におけるUX向上を図ってきました。
そしてこのたび、エミレーツ航空のファーストクラススイートなどの機内の没入体験を実現するVRアプリ「Emirates Oculus VR(エミレーツ・オキュラスVR)」をリリース。最先端VR技術で世界中の人々を魅了するための次の一歩を踏み出しました。
コックピットの探索もできる「Emirates Oculus VR」は、VRプラットフォーム「Oculus Riftストア」にて提供中。ユーザーは、ボーイング777ゲームチェンジャー機の完全密閉空間のファーストクラススイートをはじめ、代表的なA380機内ラウンジ、77列目の座席周辺の眺めなど、エミレーツの機内を体験できます。
例えば、機内ラウンジのアイテムを手にしたり、シャワースパでシャワーの水を出したり、プライベートスイートのドアを閉めたりと、実際に搭乗したかのような体験が可能。また、コックピットの中を探索するなど、実際にはできない体験ができるのも魅力のひとつでしょう。
今後は、プレミアム・エコノミークラスの客室を体験できるバージョンを追加予定。加えて、同アプリを通じた目的地の探索、客室の選択、フライトの予約・決済などの機能を提供する予定とのことです。
HPやアプリからでも体験可能エミレーツ航空のVRサービスは「Emirates Oculus VR」の他、エミレーツ航空ホームページおよびEmiratesアプリでも体験できます。
今回は、Emiratesアプリからエミレーツ航空の機内を覗いてみました。体験できるのはA380とボーイング777で、それぞれのエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの機内インテリアを3D、ウェブVR、360度ビューで見ることができます。なかでも、ファーストクラスの座席からの視点はちょっとした優越感を与えてくれました。
A380型機では、機内ラウンジとシャワースパを見ることも可能。ラウンジではカウンター内からの視点を楽しんたり、シャワースパでは洗練された空間を観察したりと、貴重な体験ができました。
なお、ホームページやEmiratesアプリからは、3D環境の中で希望の座席を予約することも可能。「Google Cardboard」などのVRヘッドセットを使えば、ハンズフリーで機内のナビゲーションや座席の選択ができるようです。
PR TIMES
エミレーツ航空
(文・Higuchi)