イマクリエイト株式会社(以下、イマクリエイト)が開発した「けん玉できた!VR」の論文が、一般社団法人情報処理学会の2021年度山下記念研究賞を受賞しました。
けん玉の「スローモーションでの練習」が可能に!イマクリエイトは、「血を通わす。データに、人に、世の中に。」をミッションに、バーチャルテクノロジーでカラダの動きをデータ化し社会実装を進めるスタートアップ。
同社が開発した「けん玉できた!VR」とは、VR空間で、けん玉のスピードを調整しつつ、プロの動きを真似ることで、5分程度で新技習得を目指せるシステム。現実では再現できない「スローモーションでの練習」が可能です。玉の速度を徐々に現実に近づけていくことで、スムーズに技を習得することができます。
また、玉の速度を遅くしたVR空間で、実際に熟練者がプレイした身体動作をキャプチャしたものをバーチャルなお手本として提示。本システムの体験者1128人のうち、1087人が、けん玉の技を習得したそうです。
エンタテインメントコンピューティング分野において有意義今回山下記念研究賞を受賞した論文のタイトルは、「けん玉できた!VR:5分間程度のVRトレーニングによってけん玉の技の習得を支援するシステム」。著者の川崎仁史氏は、イマクリエイトの代表取締役 CTOであり、けん玉の有段者。けん玉の楽しさを十分に反映したものとうかがえます。
推薦理由としても、「研究としての完成度が高く,楽しめる技能習得システムとしてエンタテインメントコンピューティング分野において有意義」と評価されています。
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イマクリエイト株式会社
イマクリエイト株式会社(公式Twitter)
(文・和泉ゆかり)