仕込み代行サービス「シコメル」を提供する株式会社シコメルフードテックは、ユナイテッド株式会社などから総額1. 5億円の資金調達を実施しました。
「仕込み」を外部に発注できるシコメル社は、C2C事業向けにプラットフォームを提供するC2C社と協働して、レストラン向けの仕込み代行アプリ「シコメル」を運営しています。「シコメル」を使えば、店で提供するメニューの「仕込み」を外部に発注することが可能。店は仕込みをしたいメニューを注文して後は到着を待つだけで、他の店が提供しているメニューも発注できるので、自店舗のラインナップを増やすこともできます。
さらに同社は、飲食店のミールキットが自宅で楽しめるECサービス「タノメル by シコメル」も展開。「おうちで楽しむ、あの店の、あの味」というキャッチフレーズで、有名店の味をした再現の調理済み食材セットをユーザーの自宅に届けています。例えば、東京吉祥寺の人気肉料理店「肉山」や、京都生まれの超人気サムギョプサル専門店「ベジテジや」などがラインナップに揃っています。
シコメル社のパートナーであるC2C社は、数々のダイレクトマッチングサービスの知見を活かしシコメルの運営をサポートしています。同社によると、2020年10月のサービススタート後から「シコメル」の導入飲食店数は順調に推移し、2020年度12月では対前月比で約2倍のスピードで急成長したとのこと。
渋谷に新オフィスを開設今回の総額1. 5億円の資金調達により、シコメル社は新業態の開発、アカウントの増加、アプリの機能開発を成長戦略とし、より一層のサービス拡充を目指します。 また、大阪に本社を構える同社ですが、更なる事業拡大や新規事業を促進するために渋谷オフィスを開設。
C2C社の担当者は「コロナ禍でフードデリバリー市場の拡大が見込まれる中、物流拠点も関東に開設し、現在大半を占めている東京の顧客への効率化やスムーズな物流を実現していきます」とコメント。同社は引き続き飲食・食品に加え様々な業界のDX化を促進し、社会課題の解決を目指すとしています。
PR TIMES
シコメル
タノメル by シコメル
(文・Takeuchi)