近年、業務基幹システムのクラウド化や雇用形態の多角化、リモートワークの普及が加速し、情シス業務はますます煩雑化しています。結果、情シスが担っている業務の約75%を「ノンコア業務」が占めるなど、情シス担当者がコア業務に専念する時間が確保できていないという課題が浮上しているようです。
そこでDXER株式会社は、クラウド時代の情シス業務のノンコア業務を削減するソフトウェア「シスクル」を開発。2021年11月中旬より開始するβ版の提供に向け、10月1日より事前申し込み受付を開始しました。
煩雑なタスクや従業員情報を一元管理「シスクル」は、部署間にわたる入退社タスクを一元管理することが可能。共通するタスクのマスタ管理、複数のタスクをグルーピングするタスクリスト機能、雇用形態や配属部署に応じて自動でタスクを割り当てる自動化機能により、圧倒的な効率化を実現します。
組織変更・人事異動・入退社の手続きに関するタスクを一元管理することで、正規・非正規雇用を問わず必要な情報を一箇所に集約。主要なIdP、SaaSへの自動連携、カスタム属性の作成もできます。CSV、APIなどを用いて分散・分断されていた従業員情報を各部門で利活用できる最新の社員名簿として完成させるとのことです。
クラウドツールの権限管理も効率化また、情シス業務の中でも負荷が大きいとされる組織情報に基づいたクラウドツールの権限管理も効率化。個人のアカウント単位で権限設定を実施するのではなく、従業員情報や組織に基づくグループを自動生成し、各SaaS間での自動連携を実現します。
この他、人事ディレクトリの「オンタイム更新機能」や人事マスタの項目を自由に増やせる「カスタムフィールド機能」、操作ログの監査などを行う「セキュリティ機能」、未来日にタスクを有効・無効にする「タスク予約機能」なども搭載し、情シス担当者のノンコア業務にかかる負担軽減に寄与していくようです。
ちなみに同社は、2021年7月より情シス・コーポレートエンジニアに特化した副業人材シェアリングサービス「シスクル シェアリング(旧:シスクル)」を提供中。情シスの副業人材と専任のプロジェクトマネージャーがパートナーとなり、導入企業の情シスの課題解決に貢献しています。
PR TIMES
シスクル
(文・Higuchi)