三井住友カードは、Visaブランドのクレジットカードとしては国内初となる、プラスチックカードが発行されないモバイル端末専用のカードレスカード「三井住友カード(CL)」の提供を開始。 またLINE Payにおいても、「Visa LINE Pay クレジットカード(CL)」の提供を開始しました。
カード紛失のリスクがなくなるキャッシュレス決済の普及拡大により、コード決済・プリペイド式決済・クレジットカード決済など、ユーザーが利用する決済方法は近年急速に多種多様化してきました。その中でもクレジットカードの利用では、スマートフォン経由やコード決済への紐づけなど、「クレジットカード現物」を用いない支払い方法が多く存在します。
三井住友カードでは、このような時代の流れに対応したユーザーの「デジタルファースト」の意向を汲み、プラスチックカードの発行を行わないカードレス仕様の「三井住友カード(CL)」を提供開始。現物のカードを伴わないカードレス仕様であるからこそ、従来よりスムーズなカード利用を実現します。
例えばスマートフォンから申込みを行うと、最短5分でカード番号を発行され、すぐにインターネットで買い物が可能。また、Apple Payといったモバイル決済サービスに登録することで、Visaのタッチ決済などで店頭での買い物も即時可能となります。
その他のメリットとして、三井住友カード商品企画開発部の担当者は「プラスチックカードが存在しないため、外出先や家の中でカードを紛失するリスクがなくなります。スマホに格納されたカード情報は生体認証でロックできるため、スマホを落とした場合も盗み見される心配がありません。店頭で利用する際にもスマホの生体認証が必要となるため、なりすましの不正利用懸念もありません」と話しています。
LINE Payもカードレスに今回の三井住友カードの発表に併せて、LINE Payと三井住友カードが共同で発行する「Visa LINE Payクレジットカード」においても、三井住友カードとの提携カードとしては初めて「カードレス」を開始。
ユーザーが「LINE Pay」申込み後、カード番号が採番されると同時に、アプリそのものが決済デバイスとなりますので、ユーザーは、お財布だけではなくプラスチックカードの持ち運びも不要となり、今まで以上に便利に利用できるようになります。 LINEクレカに加えて、三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカードの登録も可能とのこと。
三井住友カードは「お申し込み後、すぐにご利用いただけるサービスが拡大いたしました。時代の変化に対応した新サービス“CARDLESS”を、ぜひ、この際にお申し込みください」とコメントしています。また同社は今後、国内エアライン大手ANAと発行する「ANAカード」においても、カードレスサービスの導入の検討を開始しているようです。
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(文・Takeuchi)