サムライト株式会社は、昨今、動画の新しいフォーマットとして注目を集めている「ショート動画(縦型の短尺動画)」の利用状況について、Z世代(1990年代中盤〜2000年代終盤生まれ)を対象に調査を実施。調査期間は2021年8月〜9月で、15〜24歳の男性2112名、女性2163名にインターネット経由で調査を行いました。
約7割は「ショート動画」を視聴まず、Z世代に対して「日頃利用しているSNS」を質問したところ、YouTubeが82.8%でトップに。また、TikTokの利用率も34.4%となり、公表されているMAU(月間アクティブユーザー数)などと照らし合わせると、Z世代は他年代よりも高い利用率であることがわかったといいます。
続いて、本調査のメインである「ショート動画」についての質問。YouTubeユーザー、Instagramユーザーに対してショート動画の利用状況を尋ねたところ、「YouTubeショート」で67.5%、「Instagramリール」で67.6%と、それぞれ7割近いユーザーが、ショート動画機能の視聴経験があることが分かったようです。
一方で、2割弱のユーザーがそもそもショート動画機能の存在を「知らない」と回答したとのこと。サムライト社の担当者は「ショート動画の認知度が高まれば利用率の値は今後さらに伸びる可能性がある」と話しています。
様々なジャンルを満遍なく視聴約7割のZ世代ユーザーが「ショート動画」を認知していることがわかったわけですが、動画ジャンルはどのようなものでしょうか。調査によると、「YouTubeショート」ではゲーム系・お笑い系動画、「Instagramリール」ではファッション・美容系動画、TikTokではダンス動画が主に回答として挙がっているようです。
こう結果を俯瞰してみると、各プラットフォームにおいて人気の動画ジャンルが、やはりショート動画でもよく視聴されている一方で、いずれのプラットフォームでも特定のジャンルが突出しているわけではなく、Z世代のユーザーたちは様々なジャンルの動画を満遍なく視聴していることがわかりました。
今回のサムライト社の調査結果と「ショート動画攻略のヒント」「Z世代におけるソーシャルメディア利用状況」などが掲載されたレポートは、こちらからダウンロード可能です。
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(文・Takeuchi)