凸版印刷株式会社は、エイベックス・エンタテインメント株式会社と共に、エイベックス所属のアーティスト・タレントが企業・自治体の情報を読み上げる音声サービス「ボイスタイル™」を開発。2021年10月18日(月)より提供を開始します。
タレントが実際に読み上げた声をコンテンツ化「ボイスタイル™」は、会社案内やCSRレポート、株主通信などの企業が発信する情報や自治体が発行する各種案内を、エイベックス所属アーティスト・タレントが実際に読み上げ、収録した声をそのままコンテンツ化するサービス。
文字情報が多くなりがちな案内を魅力的な声で届けることで、生活者の興味関心を喚起するとともに、わかりやすく伝えることが狙いです。
「ボイスタイル™」に第1弾として登場するのはDJ KOOさん。DJ活動40年で培ったパワフルな声でさまざまな情報を多くの人に届けてくれそうです。なお、情報を読み上げるアーティスト・タレントは今後随時追加予定とのこと。
凸版印刷は今後、企業・自治体をはじめ教育機関や病院などへの「ボイスタイル™」の提供を推進し、2023年までに関連受注を含め10億円の売上を目指すといいます。
音声市場の盛り上がりの中で近年、「活字離れ」が進む中、インターネットラジオやポッドキャストいった音声メディアが普及してきました。その他、本を音声にしたオーディオブック、バリアフリーとしての音声ガイド、スマート家電の音声アシスト機能など、ダイバーシティなどの観点でも注目される音声コンテンツも増加しています。
最近では、友だちと好きなテーマで盛り上がれる「Wacha(ワチャ)」β版、好きなタレントや声優などからモーニングコールを受けられる「moneep(モニープ)」、米国発の「Clubhouse」や「Dabel(ダベル)」など多様なニーズに沿った音声SNSの登場もありました。さらには、コエステ株式会社が提供する「コエステーション」や株式会社Yellstonが運営する「CoeFont STUDIO」「CoeFont CLOUD」など、合成音声を活用した音声サービスも誕生するなど、音声市場への注目度はさらに高まっていると言えるでしょう。
そんななか凸版印刷は、誰に向けてもわかりやすく、伝わりやすい、そして生活者の興味関心を喚起する音声として、アーティスト・タレントの「声」に注目し、エイベックス・エンタテインメントと共に「ボイスタイル™」を開発したとのことです。
PR TIMES
(文・Higuchi)